「【記者会見】住宅供与打ち切り・避難指示解除に抗議し、記者会見&政府交渉」
【国際環境NGO FoE Japan】
飯館村から、富岡町から、田村市都路地区からの避難者が訴えます!
政府は「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」を、遅くとも2017年3月までに解除する方針を決定しました。対象地区の住民への慰謝料の支払いは2018年3月で一律終了する
方針を示しています。
さらに、これにあわせるかのように、福島県は、自主的避難者に対する借り上げ住宅制度による無償住宅供与が2017年3月に終了する方針を打ち出しました。
しかし、これらはカタチだけの復興を演出し、オリンピックに向かって突き進み、福島原発事故の現在の状況を踏まえず、不都合な真実にふたをする避難者切捨ての政策です。
7月2日、これから避難指示が解除される飯館村や富岡町からの避難者、すでに解除された田村市都路地区からの避難者、人権団体弁護士、チェルノブイリ原発事故に詳しい専門家などによる記者会見および政府交渉を開催します。
発言者(予定):
チェルノブイリ原発事故後の政策との比較:
吉田由布子さん(「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク)
今後解除されていく地域からの避難者として:
長谷川健一さん(飯館村からの避難者)
坂本建さん(富岡町から神奈川県に避難)
すでに解除された地域からの避難者として:
渡辺ミヨ子さん(田村市都路地区からの避難者)
人権問題との関係から:伊藤和子さん(弁護士/ヒューマン・ライツ・ナウ事務局長)
帰還促進政策&避難指示解除の問題点:満田夏花(FoEJapan理事)