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「ガルパン 劇場版」の伏線としての「OVA」

「ガルパン 劇場版」が興行収入10億円目前というヒットをしていますが、みほ役の渕上舞さんとプロデューサーの杉山潔さんによる「『ガルパン劇場版』大ヒット御礼舞台挨拶」という記事が下記に掲載されています。

 

「渕上舞さんが「ガルパンはいいぞ」――『ガルパン劇場版』大ヒット御礼舞台挨拶」

http://www.animate.tv/news/details.php?id=1452594640

 

 

この中で、「渕上さんの疑問に制作スタッフが答えるコーナー」の第1の疑問に「『ガルパン劇場版』の制作期間はどれくらいかかった?」というものがあり、杉山さんが「TV放送中に制作スタートしたので、約3年くらい」と答えているんですね。

 

そんなにも早くから「劇場版」に取りかかっていたんだと思いながら、「ガルパン 劇場版」を観てから再度TVシリーズのBDと「OVA これが本当のアンツィオ戦です!」を見直してみました。そこで気になったのが、「OVA」でのスタッフコメンタリーの内容でした。

 

このスタッフコメンタリーは、監督の水島努さん、アニメーションプロデューサーの丸山俊平さん、チーフプロデューサーの湯川淳の三人でやっているのですが、ねこにゃーがみほに声をかけようとするがかけられなかったとき、みほたちは継続高校の話をしてました。みほによると、黒森峰時代に練習試合をしたが結構強かったこと、隊長が優秀であったこと、などを話しています。

 

この場面のコメンタリーでは次のようなやりとりをしています。

 

 

水島   それと継続高校の話をちょこっとしてますね。これがどういう意味なのかと。どうも隊長が優秀だって言ってるんですけど、優秀すっかねぇ?どうでしょう?みんな「?」がつきますよね、優秀なのかどうか。優秀っちゃ優秀なのかな


丸山   上に「ある意味」がつきそうな気がしますね


水島   「ある意味優秀」な感じですかね

 

湯川   まぁ、達観してますからね

 

水島   これはこれからのお楽しみという感じなんでしょうかね

 

 

これは明らかにミカさんのことですね。湯川さんの「まぁ、達観してますからね」という発言は「劇場版」を見た人なら誰でもそう思うでしょう。このころにはキャラ設定もかなり固まっていたということなのでしょう。

 

 

 

 

次に、大洗女子対アンツィオの試合が始まる前に、みほに対し「ほぉー、あんたがあの西住流か、ふん、相手が西住流だろうが島田流だろうが私たちは負けない、じゃなかった勝つ。今日は正々堂々勝負だ」という場面でのスタッフコメンタリーでは

 

 

水島   ここでちっとまた注目の言葉があって「西住流だろうが島田流だろうが」って言ってるんですよね。島田流ていうのは何でしょうかっていう話なんですよね。まぁこれ追々何か描くかもしれないし描かないかもしれない

 

 

ここでも「劇場版」の触れるようなことを言ってるんですね。

 

 

まぁそう考えると、水島監督自体がかなり設定を細かくつくって「ガルパン」をつくっていたんだということが再認識できました。この「こだわり」が 大好きな所ではありますが、制作スタッフは大変でしょうね。こりゃ2回落とすはずだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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