逆命利君とは「命に逆らいて君を利する 之を忠と謂う」...(漢の劉向が編纂した『説苑(ぜいえん)』の一節から)
富は足ることを知るにあり
富在知足、貴在求退.......
『本当の豊かさは、もう十分だと認識するところにあり。
本当の貴さとは、一歩退いて謙虚であろうとするところにこそある』
一富士二鷹三茄子の夢ばかり見ていてはダメです。
以下は老荘の言葉より..........
1)利益というものを,人間の生き方の中心に置いた社会というものは必ず破滅する。
2)便利な生活というものを,最高の価値として,それだけをひたすら追いかけると冷酷非常な世の中になる。
3)世の中が乱れることの根本は,賢くなれといって頭のいいことを人間たることの第一の価値として強調することだ。
そういう意味でソフトバンクは世界一などを目指さずに超二流を目指して欲しい。ダイエーの創業者の中内さんはかつて言っていました.....私の人生における最大の間違いは株式を上場したことにある,と。毎年毎年利益を上げるために店舗を増やしてゆかないとマーケットからバッシングを受ける。収穫低減の法則どころか収穫急増急減の法則は学校では教えてくれない。ユニクロはその轍を踏んでいるしソフトバンクも3年後には存在していないでしょう。天上天下唯我独尊を続ける限り........。
「道の予見者より」
この娘(こ)がNISAのCMをしてから株は下げ続けている、下げマンかも?
日経平均株価は日本株を昨年1年間、買い続けた外国人投資家の平均売買コストとみられる12カ月移動平均(1万4250円)近辺に下落と日経QUICKは報じる。
リアルタイム市況
http://nikkei225jp.com/chart/
225先物リアルタイム(5日の先物日足で十字星出現=安値でこれが出ると目先高いというアノマリーがありますが底値の週足での十字星は99%上昇する。
ただクレディ・スイスとゴールドマン・サックスは十万枚と大量に抱えた買いポジションをいまだもっておりこれが投げてくると昨年5月の急落どころの騒ぎではなくなる。昨年は1万7千枚の先物成り行き売りで1000円下げたことは記憶に新しい。
ロンドンにある世界最大の悪の集団「COMMON PURPOSE」の構成員の大部分がゴールドマンの社員である。
COMMON PURPOSE(CP)で検索すると......
http://angel.ap.teacup.com/applet/gamenotatsujin/msgsearch?0str=%82%A0&skey=COMMON+PURPOSE&x=0&y=0&inside=1
関連記事:BPの不都合な真実
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2516
RISKーOFF
http://money.cnn.com/video/investing/2014/02/03/investing-nyse-stocks-markets-janet-yellen-fed-emerging-economy-debt-ceiling.cnnmoney/index.html?iid=MKT_Taboola
知っておくべき四つの数字......五つめの数字はCRASH?
http://money.cnn.com/video/investing/2014/02/04/n-stock-market-numbers-nyse-investing.cnnmoney/index.html?iid=V_Series
最強の50人の女性
http://money.cnn.com/gallery/leadership/2014/02/06/global-most-powerful-women.fortune/index.html
ソフトバンクの深層(本)
http://clue-to.jp/archives/445
http://nikkei225jp.com/cme/
ニューヨークダウ平均株価
http://money.cnn.com/data/dow30/
関連記事:日経平均の下げは序曲
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/695.html
3月4日頃ドルの30%修正がありそうですからそれをおり込みに入っている。円は70円台に逆戻りか?
1月21日 8874円(+36円)
1月22日 8845円(-29円)
1月23日 8539円(-306円)
1月24日 8242円(-297円)
1月27日 8120円(-122円)
1月28日 7922円(-198円)
1月29日 7819円(-103円)
1月30日 7675円(-144円)
1月31日 7563円(-112円)
2月03日 7064円(ー499円)
4日午前の追加記事.....ソフトバンクは6655円をつけてから買い戻しも入り大幅に戻している。買っているのは野村か?しかし下げ過程の戻しは倍下げの確率が高い。2008年10月28日に連続S安で636円まで下げあとは野村主導で連続S高を演じた。
4日の前場は7289円で225円高で終わっている。日経の指標銘柄なので仲良く225というわけか。5日の日経平均は高いぞと言わんばかりだ。水曜日は決済が月曜なのでディーラー買いが入りやすい。先週もそうだったでしょ。朝の信用の投げ,追証の投げが終わると高くなるのです。地団駄踏んでも後の祭り。目いっぱい買うからこうなるのよ。
4日の後場引けは7211円+147円で終わっていて日経平均を約17円押し上げた。あす5日は水曜日なのでディーラー買いで上げて木曜日に落とすのかもしれません。ディーラーは保証金を積んでやっているのですが大幅に損失を出すと保証金がなくなるシステムになっていますが水曜日を除いてデイトレードで気の毒です。今日の後場戻すと思って前場買ったディーラーが午後二時15分過ぎに投げてきましたね。どれだけ損失を出したのか心配です。野村のディーラーはソフトバンク一本でやったようですが。
折しも2月4日は2+4=六芒星...旧暦も1月5日で1+5=六芒星
日経225の引けは14,008.47でマイナス610.66......気のせいか666にも見える。
こういう時は本当のアナリストである三菱UFJモルガン証券の種田俊彦氏のようなプロの意見を聞いてください。そのロジカルな語り口で多くのファンも多い。
ショートカバーや短期筋による値幅取り狙いの買いで明日5日のダウと日経は高いですよ。
転換点は14,983円。今日のような陰の丸坊主のチャートの場合経験則で翌日は高い。しかし翌日買っても最初から高いので儲からない。そこがプロとトーシローの違い。あのテレビの林先生のように「買うなら今,今でしょう」です。でもプロは翌日の寄り付きの高いところで売り逃げです。
今までの固定観念では株式市場が「この世の終わり」と思える下げを演じた時に勇気をもって買えばそれなりのリターンが取れたが今回はイルミナティの渇望する金融崩壊の入り口ですからそうもいかない。
ソフトバンクがT-Mobileを欲しがる理由
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2514
『今回ソフトバンクが買収に成功すれば、3位のスプリントと4位のTモバイルUSの両方を獲得することができますから、北米での顧客数は9900万人となり、上位2社とほぼ並ぶことになります。日本国内の顧客4400万人を足すと、米国トップの携帯電話会社をはるかに超える超巨大企業が誕生することになるわけです』
これが在日経営者の良い面であり致命的な欠点でもあるのです。冒頭に超二流と言いましたのは従業員を守るためほどほどにして欲しいという意味です。
関連記事;イルミナティの金融崩壊第二幕序奏・賛美歌
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/98.html
『ソフトバンクが米携帯電話会社第4位の「T-Mobile US」を買収する方向で検討していると日本経済新聞やNHKなど複数のメディアが報じています。
買収金額は約2兆円にのぼるとみられ、買収が実現すれば、ソフトバンクが買収した「スプリント」と合わせた契約者数はアメリカトップの「ベライゾン」と2位の「AT&T」に迫る規模となります』というニュースがありますがスプリングは負け組でT-Mobile USを買収意向があるのですが米国司法省から待ったがかかった段階から下げているのです。仮にT-Mobileを買収出来たとしても支払金利は膨大になってきます。
以下は日経から最新ニュース
米当局、ソフトバンクのTモバイル買収に難色か
2014/2/4 12:10
【ニューヨーク=杉本貴司】ロイター通信は3日、米連邦通信委員会(FCC)のウィーラー委員長が同日、ソフトバンクの孫正義社長と会談したと報じた。同社子会社の米携帯電話3位スプリントによる同4位TモバイルUSの買収計画に難色を示したという。
スプリントによるTモバイルUS買収を巡っては、米司法省のベーア反トラスト局長も「(米携帯大手の)4社を3社に減らすことで消費者の利益につながると論証するのは難しい」と懸念を示していた』
関連記事ですが後半参照.....Time Out
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/673.html
通期の赤字は2500億円のスプリントだけの買収なら負け組に.....経験則からも「お山の大将の経営」は必ず失敗する。社員は上だけを見る「ひらめ社員」ばかりですから「逆命利君」はクビにする。
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/682.html
ソフトバンクのチャート
http://www.nikkei.com/markets/chart/#!/9984
ソフトバンクの値つき状況
http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=9984
3分57秒からJPモルガンを売れ....とある。ゴールドマンサックスも現在の225先物の異常な買い持ちからするとかなり危ない。これが投げてくるかもしれないという恐怖感が下げを誘発している。リーマンもJPモルガンもイルミナティのエスタブリッシュメントですが彼らの目標はイルミナティ企業を崩壊させ同時にドルも崩壊させるということですから注意をしていてください。
アップロード日: 2011/06/16
『原発産業の規制する側=される側の例 http://bit.ly/kJa2Gj
経済の死角.....http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9843
原子力村の「不都合な真実」 原発大手企業と霞が関 ズブズブの証拠を入手 安全なんか、知ったことか | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
こういう分析がどんどんなされるとうれしいですね。自由意志メディアの活躍を期待したいです。
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ジムロジャース、トニーブレアも言及されてます。
こういう見方、比較は目覚めるためにはすばらしいと思いました。東電だとか政府だとか、保安院とか、マスコミだとか、個別に批判しても大きな目覚めにはつながらないかも?思いました。みんな同じ仕組みでこの惑星の社会経済のシステムが動いているかも?って理解の方が、目覚めにはよさそうです。
福島原発でのメルトスルー発表直後に、東京電力(東電)と規制局が馴れ合いだということを民間銀行と中央銀行の関係も同じだと分析しています。
一つ悪の仕組みがわかると、みんなわかってくる。最後にはJP モルガン役員のトニーブレア(前英国首相)も登場しています。連銀は民間銀行でJPモルガンと同じだといっています。
ゴールドマンサックスがリビア市民とアメリカ市民(日本市民もね)から略奪行為をしているとか、RTは優れた分析をしています。
内容はすごく深い部分もあるし、すごくおもしろい部分もあります。とりあえず、重要な部分を説明+字幕をつけてます。ここにはジムロージャスさんとトニーブレアさんまで登場。こんな素敵なニュース解説は、現在の日本のテレビではできません。目覚めがすすめば、そういう時代がすぐきます。(日本のメディアの方寝たふりを続けると、目が永久に覚めないのではないかという他人事ながら不安もにもなります。
ぜひMAX KEISERリポートを日本でも放映されませんか?独立系メディアのみなさまご検討下さい。
注:以下はKeiser Report
http://www.maxkeiser.com/
ただ、こうやってビデオやら、ブログの人たちが力をつけていけば、逆にKeiser Reportのようにブロガーが逆にメディアに紹介されるようになるでしょうね。ということで、自由意志のブログメディアの皆さん。日本と世界の解放にpower upしていきしょう。:)
日本の自由意志のみなさんは取り急ぎ、植草一秀さんをひっぱり出すことも目覚めの助けになりそうです。とりあえず、植草一秀のファンの皆さんは植草一秀youtubeチャンネル開設を訴えてください。webcom一個で、自分の書斎からでも始められます。ご自身のビジネスの宣伝にもなるでしょう。Peter Schiffもやってるんですよ。 最近はなんか後ろに壁なんか作ってますけど、前はオフィスでやってましたよ。
植草一秀さんが自由に発言するんだったら、喜んでそのテレビを見ていたいと思います。
ムーパルチャンネルはそういう企画もしないのかな。
ニュース解説 眼 ニュースの深層
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佐藤栄佐久さんが冤罪だと気がつきましたが、植草一秀さんが気がつくのは金融スキャンダルが公になるまで無理でしょうか?』
米著名投資家、株高に警告=「大幅な下落」の可能性
時事通信 2013年11月19日(火)9時14分配信
【ニューヨーク時事】「物言う株主」として知られる米著名投資家のカール・アイカーン氏は18日、ダウ工業株30種平均が一時1万6000ドルの大台に初めて乗せるなど好調な米株式市場について、「大幅な下落」が起きる可能性があるとして、先行きに警戒感を示した。ロイター通信が、同社主催のイベントに参加した同氏の発言として報じた。
恐らくこの二兆円は財務省の財テク資金の120兆円からのものと思われる
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2271
そんなに金があれば消費税など必要ないし相続税もいらない。田布施の朝鮮人部落の末裔と統一教会のコラボでこの国を破壊しようとしているのは明らかだ。憲法96条も改正しようとしている。北朝鮮の拉致はやらせ.......お前らいい加減にせい。知っている人は知っているし99%以上は白痴なので知るすべもない。
出口の外には崖しかない
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1297.html
関連記事:ソフトバンクが危ない その1
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2337
関連記事:ソフトバンクが危ない その2
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2423
関連記事:FOMCの債券購入縮小へ
http://6707.teacup.com/gamenotatsujinn/bbs/2504
JPモルガンに続いてHSBCも預金引き出し制限に.........。管理人が口を酸っぱくして言っておりますが....株はある程度波に乗れば9戦10戦全勝することもあり相撲でいえば14戦全勝。しかし15日目に今までの儲けの3倍の損をすることになっている。なぜでしょうか?
それは恐怖と欲望があるからです。成功につれてだんだん投資額(投機額)が増えて今度はこんなに儲かるのならと信用取引で目いっぱい買った途端大暴落に見舞われるのが常です。
市場は知っています。今の金利が3倍になればソフトバンクの年間支払金利は1兆円になります。そうなれば企業として成り立たないからです。孫さんは今お山の大将同然でアドバイスできる社員はおりません。皆上ばかり見ているヒラメ社員になると会社は終わりです。
船井総研の創業者の船井幸雄氏が亡くなりましたがこの会社もヒラメ社員ばかりです。
逆命利君という意味知っていますか?君の命に逆らっても利益を出すということです。本田がすごいのはそういう点です。CVCCの認可を取ったときもそうでした。本田宗一郎は怒ったか,というとその開発の責任者を社長にしました。こういう会社はすごいですよ。でも孫さんと違って厳しい藤沢さんという側近がいたのが違いです。かつての野村証券などもそうでしたね。会議で座の白ける反対論を展開した人物は今はいない。役員もヒラメ役員なのです。
総務省、通信会社の競争促進 15年に電気通信事業法改正案
2014/2/3 20:03
総務省は3日、情報通信審議会(総務相の諮問機関)を開き、通信会社同士の競争を促すための制度改正に着手した。NTTドコモやKDDIが寡占する携帯電話やNTT東西の市場占有率が高い固定電話の利用料金の引き下げに向け、新規参入の促進策などを検討する。11月をめどに報告書をまとめ2015年の通常国会に電気通信事業法などの改正案を出す。
通信分野は機器やサービスが数年単位で切り替わるため、定期的な制度の見直しが必要とされる。規制を定める電気通信事業法とNTT法を改正した11年から3年たつのに合わせ、再改正に向けて議論を始めた。
携帯電話市場はドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルの大手3社による寡占状態になった。回線を借りて割安サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)も出てきたが、欧米ほど普及していない。総務省はMVNOが回線を借りる料金を13年度分から大幅に安くするが、大手に回線の開放を徹底させるなどさらなる新規参入の促進策を検討する。
インターネットが生活に不可欠になってきたため、通信会社に全国民へのネット環境の提供を義務づけることも検討する。スマートフォン(スマホ)の通信速度の誇大広告をやめさせるなど消費者保護も強化する。
日経QUICKはこう伝える..........
株安連鎖、米大寒波が世界市場をかく乱 流動性不安と共鳴
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一
2014/2/4 11:30
世界的な株安連鎖が進んでいる。米雇用の減速を始まりとした世界経済の先行き不透明感は、中国経済や新興国通貨への不安を伴いながら深まり、懸念の火種は再び米国に帰ってきた。ただ、米経済の変調は大寒波という一時的なかく乱要因の影響がある。市場を取り巻く環境は複雑さを増しているが、相場の行方を慎重に見極める冷静さが必要だ。
【景況感指数が急低下】
米企業の業績動向をいち早く映し出し、株価との関係が強い米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数。3日発表になった1月分は5.2ポイント低下の51.3と11年5月(6.9ポイント低下)以来の急低下を記録した。
ISM指数は、ISMが企業の購買・供給管理者に新規受注や生産、在庫、雇用などについて前の月に比べ「改善」、「悪化」、「変わらない」のいずれかをアンケート調査し、その結果を指数化したもの。50を上回れば景気の拡大局面、下回れば悪化局面とみなされる。今回の数字は景気が依然、拡大期にあるものの、悪化の入り口に急速に近づいたことを示す。
1月に急低下した原因は新規受注の落ち込みだが、在庫が減る一方、素材や食料品など幅広い業種で支払価格の上昇が確認され、寒波の影響の大きさが推測できる。北米を襲っている大寒波は経済への長期的な影響という点では限定的とみられ、その意味では市場の反応は過剰ともいえそうだ。
【ISM指数の苦い経験】
ただやっかいなのは、発表される統計データを瞬時に取り込み売買材料とするプログラム取引に株式相場が振り回されやすくなる点だ。相場のかく乱要因として軽視できず、寒波の影響が消えるとみられる春ごろまで、米経済指標に神経質な展開が予想される。
ISM指数を巡っては過去に苦い経験もある。11年6月1日。同年5月のISM製造業指数が急落したと発表されたこの日も、ダウ工業株30種平均は279ドル安に見舞われた。米量的緩和第2弾(QE2)の終了が近づく中、新興国の需要鈍化を背景に米景気の回復ペースが想定以上に鈍っているとの見方が台頭した。その後も市場は、ギリシャへの第2次金融支援を巡る混乱や米国債の格下げなどで動揺が続き、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和第3弾(QE3)の導入へと向かった。
現在の市場の動揺は、11年のようなFRBの対応が期待しにくい中で、景気減速の兆候がもしも寒波の影響でなかった場合、これまでの株高シナリオを根本から見直さなければならないという投資家の不安に起因する。
【日本株下落は投機的動き】
「新興国の通貨不安がドル供給に影を落とし、世界の株価の重荷になっている」との指摘もある。平川ストラテジー&インベストメントの平川昇二代表取締役は、海外中央銀行が保有する米財務省証券(TB)が昨年末から減少に転じたことに着目。自国通貨防衛のため、TBの放出に動く中銀が増えているためとみて、世界のドルの流通量減少による株価下落を懸念する。市場では景気と流動性に対する不安が共鳴しており3日、正式就任したイエレンFRB新議長のメッセージを待っている。
幸い市場参加者の多くはまだ様子見姿勢であり、売り急ぐ動きは限定的だ。今回の下落相場の起点となる昨年12月の米雇用統計が発表された1月10日以降、前日までの東証1部の売買代金は1日当たり平均2兆6000億円。昨年1年間の平均をわずかに上回る水準にとどまる。一方、投機的な外国人の利用が大半とみられるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のドル建て日経平均先物の買い建玉(未決済残高)は1月28日時点で1万8700枚と1週間で2割強、減少した。この間の下げが投機的な動きである様子が読み取れる。
【待たれる政策メッセージ】
世界の主要国の株価で、1月10日からの下落率が最も大きいのは日本だが、逆に言えば、昨年1年間で急上昇した過熱感は解消された。日経平均株価は日本株を昨年1年間、買い続けた外国人投資家の平均売買コストとみられる12カ月移動平均(1万4250円)近辺に下落しており、消費増税を控えた日本の当局が傍観者を決め込むとも考えにくい。東京市場でも政策当局のメッセージが待たれている。
過去ログから......操られて大衆を眩惑し続ける人物たち 2008年1月29日(火)
http://web.archive.org/web/20080302230435/http://angel.ap.teacup.com/zokuzokutatsujin/
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