失礼。
東大寺の池。鳥さん~vv
興福寺/五重塔
現実逃避妄想
ルルーシュinワンダーランド/その4>
「ばか!こいつをはずせ!バカ猫!」
「まったく。どうして、こんなにがさつになっちゃったんだろ?」
やれやれと、猫耳としなやかで長い尻尾がある以外スザクと瓜二つのその男は、のんびりとした口調とは裏腹に、てきぱきと
ルルーシュの体を近くの木にくくりつけていく。
「放せ!やめろっ。このバカ猫!」
「バカ猫、バカ猫って。ちゃんとチェシャ猫って名前で呼んでって、いつも言ってるのに」
これでよし!とパンパンと手の埃を打ち払って、満足げに顔を上げた。
何が、これでよし、だ!こんな男がスザクのはずがない。
確かにスザクは、大切にしていたユフィを殺した俺を憎んで、ゼロである俺をあの男に売った奴だが。
「あ・・・れ?」
スザクって・・・、ユフィの騎士、だったか?それより、ユフィを殺した・・・って?ゼロって・・・。
「ひゃあ!」
「あはは。白のかぼちゃパンツ、かわいいー」
不意にわいた疑問をぶち壊すように、スザクそっくりのそのバカ猫(誰が名前を呼んでやるか)が、俺のスカートをめくり上げた。
信じられないことに今の俺の服装は、水色のワンピース(下にフリルたっぷりの白のペチコート+白の・・・)の上に、フリルのつい
た白いエプロン姿。
それは、ナナリーが持っていた「不思議の国のアリス」の主人公の服装そのものだった。
「じゃあ、調教を始めようか。アリス?」
続く>
なんか、やばい方向に向かってんなー。
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