(画像はイメージです)
東京電力管轄の発電所の発電能力を調べました。
地震の影響でどのくらい発電能力が落ちてしまったのか、確認してみたかったからです。
ソースは、東京電力ホームページ、日本経済新聞、産経新聞、他各新聞、など。
条件は、すぐに稼働できると思われる発電所の最大発電能力を合計した場合です。
赤字はすぐに稼働不可の発電所(水力は不明)。柏崎刈羽は稼働中の1,5,6,7号機を計上。
発電の種類/現在の発電能力(万kw)/最大発電能力(万kw)/主な発電所
原子力/ 491/1730/福島第1・福島第2・柏崎刈羽
火 力 /2191/3812/広野・常陸那珂・鹿島・千葉・五井・姉ケ崎・袖ヶ浦・富津・品川・大井・川崎・東扇島・横浜・南横浜・横須賀
水 力 / 852/ 852/安曇・新高瀬川・葛野川、他
合 計 /3534/6394
3534万kw。
少なくとも、Yahooのトップページで表示される最大発電量3650万kwには及んでいないので、他電力、中部電力、東北電力、それから電源開発(J-Power)から融通してもらっているだろうということがわかります。
また、3534という数字も停止中の発電所を除いた火力、水力がフル稼働しているという前提なので、フル稼働していなければ、3650という数字も決して余裕があるわけではないはず。
現在、Yahooトップページで使用率80%超、3300万kw台超は、実は東電の発電能力の限界に限りなく近づいていて、余裕分を他電力からの融通で、かろうじてしのいでいると思っても良いかもしれません。
発電所は、新設となれば数年掛るはずなので、この状態はしばらく続くと覚悟しないといけないようです。
まず、今年の夏は、西の方で過ごした方がいいかもしれません。