改めて,あの伝説のラジコンバギー,TAMIYA AVANTE(アバンテ)のデザインの凄さに感心感心。
理由は,F1マシンのサスペンションが,アバンテを彷彿とするレイアウトになっているから。
アバンテ系のサスペンションの特徴は,ダブルウィッシュボーン形式のロワアームとドライブシャフトが並列なこと,つまりロワアームがドライブシャフトと同じ高さで結合されていること。
アバンテ系のマシンは正面から見ると左右のタイヤの中心あたりからサスペンションが伸びてきて,ドライブシャフトは見えません。
このアイデアはロードクリアランスを確保するという点で優れていたはず。
2008年のF1の場合,たとえば,McLaren Mercedes MP4-23のリアサスペンション。ドライブシャフトとロワアームが一体形状に見える。おそらくロワアームの中をドライブシャフトが貫通しているはず。
これは投影断面積を少なくして後方に流れる気流の乱れを少なくすること,空力の改善が目的かな。
少なくともアバンテが登場した1988年のF1マシンは,どのチームもこのようなサスペンションを搭載していないはず。
アバンテのデザインは目的は違えども,およそ20年後のF1デザインにも共通する,超先進的なコンセプトだった,といえますね。
再度のアバンテ・ショックを期待したいです,TAMIYAさん。
理由は,F1マシンのサスペンションが,アバンテを彷彿とするレイアウトになっているから。
アバンテ系のサスペンションの特徴は,ダブルウィッシュボーン形式のロワアームとドライブシャフトが並列なこと,つまりロワアームがドライブシャフトと同じ高さで結合されていること。
アバンテ系のマシンは正面から見ると左右のタイヤの中心あたりからサスペンションが伸びてきて,ドライブシャフトは見えません。
このアイデアはロードクリアランスを確保するという点で優れていたはず。
2008年のF1の場合,たとえば,McLaren Mercedes MP4-23のリアサスペンション。ドライブシャフトとロワアームが一体形状に見える。おそらくロワアームの中をドライブシャフトが貫通しているはず。
これは投影断面積を少なくして後方に流れる気流の乱れを少なくすること,空力の改善が目的かな。
少なくともアバンテが登場した1988年のF1マシンは,どのチームもこのようなサスペンションを搭載していないはず。
アバンテのデザインは目的は違えども,およそ20年後のF1デザインにも共通する,超先進的なコンセプトだった,といえますね。
再度のアバンテ・ショックを期待したいです,TAMIYAさん。
F1のはダブルウィッシュボーン
アバンテのは3リンクのマルチリンクですね
(マルチリンクはダブルウィッシュボーンからの派生でダブルウィッシュは上下2リンク接続にたいしてアームが3つ以上に独立してリンクしているサス)
F1のようなストロークしないサスならいいんですが
アバンテのようなバギーには致命的だった…
フロントサスが寝ているのに加え、リアサスのアーム形状によりボトム時にジオメトリが変化するため
アンダーから急にオーバーに変化するピーキーな特性をもつ
とくにアバンテ系はバッテリー位置など重量物をヨー軸にあつめたため旋回性が高く設計されたのが災いした
とくにアバンテはホイールベースが短いため一番始末が悪い
イグレスと2001はホイールベース延長、アームのダブルウィッシュボーン化、金属アームの廃止
リアウイングの大型化でだいぶ改善されたが
やはり切り込みの鋭い特性には四苦八苦する
サス形状やレイアウトは今のF1のような超ロングホイールベース向きなのをショートホイールベースにしたのがアバンテの失敗だな
車重もあるからトラクションが抜けると慣性で巻き込みスピンにもっていかれるし
イグレスを走らせると,確かに,トラクションが掛かると巻きますね~。