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新潟県指定無形民俗文化財:寺田 太神楽つぶろさし(菅原神社)
陽物を誇張したその舞いは、古くから例祭に奉納されてきた子孫繁栄・五穀豊穣を祈願する神事芸能である。
「つぶろ」は夕顔等を干して中をくりぬき、種子を入れたもので、転じて種を有するものを表し、「さし」は「さすり」の転訛だといわれる。
「つぶろさし」:精力的な面を着け、長大な男根様の棒「つぶろ」を振う。
「ささらすり」:美人であるおかめ様の面を着け「ささら」と呼ばれる鋸歯状の刻みの付いた竹片二本を擦り合わせ挑発する。
「ぜにだいこ」:肉体美は誇るが、不美人を象徴する麻布の袋を被って顔を覆い、穴あき銭をつないだ「ぜにだいこ」(金銭的富)を持ち惑わす。