2018年5月 和歌山県田辺市の自宅で紀州のドンファンと呼ばれていた会社社長 野崎幸助さん当時77歳が死亡し司法解剖などの結果 急性覚せい剤中毒死 との死亡原因に至った事案で警察は3年後に 何らかの方法で野崎さんに覚せい剤を摂取させて殺害したとして50歳年下の妻 須藤早貴 被告28歳を殺人容疑で逮捕 送検を受けた検察が殺人にお罪で起訴していた事件について12日 和歌山地裁で裁判員裁判による判決公判が開かれ裁判長は無罪判決を言い渡した。
判決理由を見ていると・・・野崎さんの死亡原因が急性覚せい剤中毒死であったことは理解できるが殺人によって死亡したことが検察側によって証明が十分ではないことがわかる。さらに論点として疑問を呈するのは 覚せい剤摂取の方法として 約8グラムを飲み込んだ(嚥下した)としか考えられないが 嚥下する行為は脅されたりだまされたり 自分自身に覚せい剤に関する詳しい知識の有無を含めて 自分自身の意思によって嚥下したと推測されるわけであります。更に・・・誠に失礼ながら 須藤被告・死亡した野崎さんともに人生において通常人とは異なった非日常を体験してきたであろう人物との感想も判決に大いに影響を与えたとも考えられる。さて検察は控訴するでありましょうか?
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