旅といえば、昔の記憶から甦るのは『果てしない物語』だ。小学生の夏休みにぶっ通しで読んだ。小学生の私は、その夏休みその本の中に旅をした。本当に素晴らしい小説は、空想の世界の素晴らしい旅に招待してくれる。 旅行代金は書籍代だけだ。また読みたいと思いながら読んでいない小説がたくさんある。電車の旅をしながら、空想の世界の旅もする。なんと贅沢なのだろう。どんな本を選ぶか迷うが、旅の始発駅のKioskで買うのも、これまた一興だろう。