背中（コラム感想１２）

(このエントリーは、「阪神Ｖデイリー」にて掲載中の、阪神タイガース狩野恵輔選手のコラム
「狩野恵輔の山あり谷あり」について書いています）

　2010/1/22更新の第１２回目の題名は「金本さん」。

　ファンの間で絶大な人気を誇り、タイガースはもちろん、他球団の選手からの尊敬をも
一身に集める、まさに大選手。
その金本選手と同じチームでプレイ出来ること、そして縁あって2006年オフに自主トレを一緒に
出来たことは、狩野選手にとってものすごい幸運であり、とても大きな、それこそ一生ものの財産
となったことでしょう。

　その時、金本選手が狩野選手に言った言葉とは？ここには書くことが出来ませんが、まさに
金本選手らしい言葉です。その中の言葉を、今回の記事の題名にしたいとも思いましたが、
別の言葉を選びました。
これは金本選手が使うからこそ深くて重い意味を持つ言葉であり、だからこそ狩野選手の心に強く
響いたんだろう、と思ったからです。

　本当に、なんて強くて大きくて、懐の深い選手なんだろう。金本選手について知れば知るほど、
その思いは強くなります。最も近くで一緒に戦い、真剣に野球に取り組んでいる選手達であれば、
尚更その思いは深いことでしょう。

　逞しくて頼りになる大きな背中。
その背中に期待するあまり、時として重すぎるものを背負わせてしまっているのでは？
と思うこともありますが。

　選手達の熱意も、私達ファンの大きすぎる程の声援も、しっかり受け止めて常にまっすぐ前に
進み続けるのが金本選手なのだと、だからこそここまで沢山の人々の信頼と尊敬を得ているのだと、
改めて思いました。

　2010年、優勝に向かって戦う金本選手を、そしてその背中を追いながら、共に戦う選手達を
心から応援し、大きな声援を送りたいと思っています。

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