2010年3月14日、甲子園球場で行われた阪神タイガースと読売ジャイアンツのオープン戦
前半の試合詳細と、それを見て思ったことです。
後半はこちら→顕れるもの
◆スターティングメンバー◆
【ジャイアンツ】【タイガース】
1(遊)坂本 1(中)マートン
2(中)松本 2(二)平野
3(三)小笠原 3(遊)鳥谷
4(DH)ラミレス 4(DH)金本
5(右)亀井 5(三)新井
6(捕)阿部 6(捕)城島
7(一)高橋由 7(一)ブラゼル
8(左)長野 8(右)桜井
9(二)古城 9(左)藤川俊
P(投)内海 P(投)安藤
◆試合詳細◆
以下、左からジャイアンツ得点、タイガース得点、アウトカウント、ランナー、打者、内容の順で記載。
例)
[1-2 O2 R1-3 狩野]の場合、ジャイアンツ1点、阪神2点。ツーアウト走者1,3塁で打者狩野、となります。
○1回表。投手安藤。
0-0 O0 R--- 坂本。キャッチャーフライ。
0-0 O1 R--- 松本。レフトフライ。ファールゾーンの球を藤川俊が捕ってアウト。
0-0 O2 R--- 小笠原。キャッチャーフライ。城島が走って追いついたのは眩しくて一瞬見失ったのかも。
○1回裏。投手内海。
0-0 O0 R--- マートン。ライトフライ。打った直後に「あ、無理っぽい」という当たりでした。
0-0 O1 R--- 平野。レフト浅めの所へのフライ。長野が捕ってアウト。
0-0 O2 R--- 鳥谷。フルカウントから四球で出塁。
0-0 O2 R1-- 金本。ショートゴロ。
安藤投手、勢いのある良いボールが行っています。左右のコントロールはTVで見ないと分からない
ものの、高さも球の強さも「おお、ええやん!」と思える球でした。後で見るとコントロールも
バッチリだったようで。
内海投手も昨シーズン(終盤しか知りませんが)と違って、「打てなさそう」と思ってしまう良い
立ちあがり。
両投手の投げっぷりからして今日は投手戦、試合が早く終わりそうだなあ、と思われる立ちあがりでした。
しかし本っ当に暑かったです。これは選手達も大変だったでしょう。
○2回表。
0-0 O0 R--- ラミレス。最後のインコース真っすぐは素晴らしい球。見逃し三振。
0-0 O1 R--- 亀井。フルカウントから四球で出塁。
0-0 O1 R1-- 阿部。セカンドゴロで4-6-3のダブルプレー。
○2回裏。
0-0 O0 R--- 新井。差し込まれたライトフライ。
0-0 O1 R--- 城島。低めの球を打ち上げてライトフライ。
0-0 O2 R--- ブラゼル。甘めに入った球に上手く合わせてレフト前ヒット。
0-0 O2 R1-- 桜井。ライトフェンスギリギリの打球を亀井がジャンプして捕ってアウト。
四球を出した時の乱れを除き、安藤投手はほぼ完璧。内海投手もブラゼル選手には上手く合わされた
ものの、それ以外は外野フライに仕留める好投。
○3回表。
0-0 O0 R--- 高橋由。初球を打ち上げてレフトフライ。
0-0 O1 R--- 長野。詰まってサードゴロ。
0-0 O2 R--- 古城。サードゴロ。新井が正面で捕ってアウト。
○3回裏。
0-0 O0 R--- 藤川俊。ショートゴロ。
0-0 O1 R--- マートン。フルカウントまで粘って、三遊間を抜くヒット。
0-0 O1 R1-- 平野。2-2からマートンがスタートを切って、2塁へ。平野は内野ゴロでアウト。
0-0 O2 R-2- 鳥谷。ファーストゴロ。
出塁したマートン選手のリードが小さい、と解説でも言われていましたが、本当にほとんどリード
してなかったです。どうするんかな~と思って平野選手を見ていたら、平野選手はじぃっとこちらを、
ではなく、3塁の山脇コーチの方を見ていました。その後コーチがサインを送っているのも見えて、
「あ、何か動くぞ」と思ったらマートン選手がスタート。で↑の結果に。ギリギリ併殺だけは免れた、
ということで最悪の結果ではないものの、もう少し何とか!と思ってしまいました。
○4回表。
0-0 O0 R--- 坂本。ショートフライ。
0-0 O1 R--- 松本。セカンドゴロ。
0-0 O2 R--- 小笠原。三振。思い切ったスイングは、タイガースのファンも驚き呆れるほど。
○4回裏。サード中井。
0-0 O0 R--- 金本。スリーボールからファールでフルカウント。最後は高めを空振り。
0-0 O1 R--- 新井。初球をレフト前ヒット。
0-0 O1 R1-- 城島。ライト前へ飛んだ打球を亀井が好捕してアウト。
0-0 O2 R1-- ブラゼル。三振。
金本選手、球をただ「見て」いた、というより頭の中でイメージを作りながら、全身で構えていた、
という感じでしょうか。投じられた球やバッテリーとの間合いも計りながら、身も心も実戦モードに
アジャストしていく、儀式めいたものも感じました。しっかり見て感じて、それからバットをしっかり
振ることで自分の身体の調整具合も確かめている、そういう場に見えました。
○5回表。
0-0 O0 R--- ラミレス。大きな当たりがレフトへ。藤川俊が捕ってアウト。
0-0 O1 R--- 亀井。左中間へのヒット。マートンがボールを追う間に亀井は3塁へ向かうがアウト。
0-0 O2 R--- 阿部。ファールしながらも、最後は見逃がし三振。
○5回裏。
0-0 O0 R--- 桜井。サードゴロ。交代した中井が捌いてアウト。
0-0 O1 R--- 藤川俊。サードゴロ。藤川懸命に走るもアウト。
0-0 O2 R--- マートン。内低めに構えた阿部の意図より中心に入った球を打ち、ライトフェンス直撃。
0-0 O2 R-2- 平野。左中間に落ちるヒットで走者生還。平野は2塁でアウト。0-1。
両投手とも、少し疲れてきたように見えました。本当に暑い日でしたし、無理もないかと。
球場にいると、TVでは映らない部分に目がいきます。
ベンチ横でブンブンバットを振り回す城島選手とか、小笠原選手&ラミレス選手&阿部選手とか、
イニングの変わり目にダダーっとダッシュしてアップしに行く野手たちとか。
安藤投手とキャッチボールしていたのが小宮山選手だったり、ジャイアンツベンチ側では鶴岡選手が
受けていたり。
…まあ、私の心の大半を占めていたのは「狩野選手はどこ~?」ということでしたが。
(後で知ったのですが、鳴尾浜で試合に出ていたらしいですね。見つからなかった訳です)
最初は半泣き状態、中盤は祈るような気持ちで見ていました。
もしかしたら今日は狩野選手に会えないかもしれない。
寂しく残念な気持ちになりかけながら、それでも頭を上げて、胸を張って応援しよう、
行ける限り球場に行こう、という気持ちが強くなりました。
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前半の試合詳細と、それを見て思ったことです。
後半はこちら→顕れるもの
◆スターティングメンバー◆
【ジャイアンツ】【タイガース】
1(遊)坂本 1(中)マートン
2(中)松本 2(二)平野
3(三)小笠原 3(遊)鳥谷
4(DH)ラミレス 4(DH)金本
5(右)亀井 5(三)新井
6(捕)阿部 6(捕)城島
7(一)高橋由 7(一)ブラゼル
8(左)長野 8(右)桜井
9(二)古城 9(左)藤川俊
P(投)内海 P(投)安藤
◆試合詳細◆
以下、左からジャイアンツ得点、タイガース得点、アウトカウント、ランナー、打者、内容の順で記載。
例)
[1-2 O2 R1-3 狩野]の場合、ジャイアンツ1点、阪神2点。ツーアウト走者1,3塁で打者狩野、となります。
○1回表。投手安藤。
0-0 O0 R--- 坂本。キャッチャーフライ。
0-0 O1 R--- 松本。レフトフライ。ファールゾーンの球を藤川俊が捕ってアウト。
0-0 O2 R--- 小笠原。キャッチャーフライ。城島が走って追いついたのは眩しくて一瞬見失ったのかも。
○1回裏。投手内海。
0-0 O0 R--- マートン。ライトフライ。打った直後に「あ、無理っぽい」という当たりでした。
0-0 O1 R--- 平野。レフト浅めの所へのフライ。長野が捕ってアウト。
0-0 O2 R--- 鳥谷。フルカウントから四球で出塁。
0-0 O2 R1-- 金本。ショートゴロ。
安藤投手、勢いのある良いボールが行っています。左右のコントロールはTVで見ないと分からない
ものの、高さも球の強さも「おお、ええやん!」と思える球でした。後で見るとコントロールも
バッチリだったようで。
内海投手も昨シーズン(終盤しか知りませんが)と違って、「打てなさそう」と思ってしまう良い
立ちあがり。
両投手の投げっぷりからして今日は投手戦、試合が早く終わりそうだなあ、と思われる立ちあがりでした。
しかし本っ当に暑かったです。これは選手達も大変だったでしょう。
○2回表。
0-0 O0 R--- ラミレス。最後のインコース真っすぐは素晴らしい球。見逃し三振。
0-0 O1 R--- 亀井。フルカウントから四球で出塁。
0-0 O1 R1-- 阿部。セカンドゴロで4-6-3のダブルプレー。
○2回裏。
0-0 O0 R--- 新井。差し込まれたライトフライ。
0-0 O1 R--- 城島。低めの球を打ち上げてライトフライ。
0-0 O2 R--- ブラゼル。甘めに入った球に上手く合わせてレフト前ヒット。
0-0 O2 R1-- 桜井。ライトフェンスギリギリの打球を亀井がジャンプして捕ってアウト。
四球を出した時の乱れを除き、安藤投手はほぼ完璧。内海投手もブラゼル選手には上手く合わされた
ものの、それ以外は外野フライに仕留める好投。
○3回表。
0-0 O0 R--- 高橋由。初球を打ち上げてレフトフライ。
0-0 O1 R--- 長野。詰まってサードゴロ。
0-0 O2 R--- 古城。サードゴロ。新井が正面で捕ってアウト。
○3回裏。
0-0 O0 R--- 藤川俊。ショートゴロ。
0-0 O1 R--- マートン。フルカウントまで粘って、三遊間を抜くヒット。
0-0 O1 R1-- 平野。2-2からマートンがスタートを切って、2塁へ。平野は内野ゴロでアウト。
0-0 O2 R-2- 鳥谷。ファーストゴロ。
出塁したマートン選手のリードが小さい、と解説でも言われていましたが、本当にほとんどリード
してなかったです。どうするんかな~と思って平野選手を見ていたら、平野選手はじぃっとこちらを、
ではなく、3塁の山脇コーチの方を見ていました。その後コーチがサインを送っているのも見えて、
「あ、何か動くぞ」と思ったらマートン選手がスタート。で↑の結果に。ギリギリ併殺だけは免れた、
ということで最悪の結果ではないものの、もう少し何とか!と思ってしまいました。
○4回表。
0-0 O0 R--- 坂本。ショートフライ。
0-0 O1 R--- 松本。セカンドゴロ。
0-0 O2 R--- 小笠原。三振。思い切ったスイングは、タイガースのファンも驚き呆れるほど。
○4回裏。サード中井。
0-0 O0 R--- 金本。スリーボールからファールでフルカウント。最後は高めを空振り。
0-0 O1 R--- 新井。初球をレフト前ヒット。
0-0 O1 R1-- 城島。ライト前へ飛んだ打球を亀井が好捕してアウト。
0-0 O2 R1-- ブラゼル。三振。
金本選手、球をただ「見て」いた、というより頭の中でイメージを作りながら、全身で構えていた、
という感じでしょうか。投じられた球やバッテリーとの間合いも計りながら、身も心も実戦モードに
アジャストしていく、儀式めいたものも感じました。しっかり見て感じて、それからバットをしっかり
振ることで自分の身体の調整具合も確かめている、そういう場に見えました。
○5回表。
0-0 O0 R--- ラミレス。大きな当たりがレフトへ。藤川俊が捕ってアウト。
0-0 O1 R--- 亀井。左中間へのヒット。マートンがボールを追う間に亀井は3塁へ向かうがアウト。
0-0 O2 R--- 阿部。ファールしながらも、最後は見逃がし三振。
○5回裏。
0-0 O0 R--- 桜井。サードゴロ。交代した中井が捌いてアウト。
0-0 O1 R--- 藤川俊。サードゴロ。藤川懸命に走るもアウト。
0-0 O2 R--- マートン。内低めに構えた阿部の意図より中心に入った球を打ち、ライトフェンス直撃。
0-0 O2 R-2- 平野。左中間に落ちるヒットで走者生還。平野は2塁でアウト。0-1。
両投手とも、少し疲れてきたように見えました。本当に暑い日でしたし、無理もないかと。
球場にいると、TVでは映らない部分に目がいきます。
ベンチ横でブンブンバットを振り回す城島選手とか、小笠原選手&ラミレス選手&阿部選手とか、
イニングの変わり目にダダーっとダッシュしてアップしに行く野手たちとか。
安藤投手とキャッチボールしていたのが小宮山選手だったり、ジャイアンツベンチ側では鶴岡選手が
受けていたり。
…まあ、私の心の大半を占めていたのは「狩野選手はどこ~?」ということでしたが。
(後で知ったのですが、鳴尾浜で試合に出ていたらしいですね。見つからなかった訳です)
最初は半泣き状態、中盤は祈るような気持ちで見ていました。
もしかしたら今日は狩野選手に会えないかもしれない。
寂しく残念な気持ちになりかけながら、それでも頭を上げて、胸を張って応援しよう、
行ける限り球場に行こう、という気持ちが強くなりました。
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