虹パパの日記〜「きれいなおじさんは苦手ですか?」〜

気になるニュース3。〜遺伝編集で鳥インフルエンザに耐性のあるニワトリを作成〜


遺伝編集で鳥インフルエンザに耐性のあるニワトリを作成! (3/3) - ナゾロジー

遺伝編集で鳥インフルエンザに耐性のあるニワトリを作成! (3/3) - ナゾロジー

卵が安くなる日がくるかもしれません。英国のエディンバラ大学(Univ. of Edinburgh)で行われた研究によって、鳥インフルエンザウイルスに対して高い耐性を持つニワトリを...

ナゾロジー

 

(記事より一部抜粋です。)

ウイルス感染を100%ブロックできるならば、ウイルスは全て死滅し「進化」を起こす余地はありません。

しかし今回の研究では、自然環境を模倣した曝露量では遺伝編集したニワトリでも10羽中1羽が感染し、1000倍の濃度の曝露では10羽中5羽の感染が起こりました。

体内のウイルスレベルは低く他のニワトリへの伝染は起こりにくくなっていますが、ウイルスは死滅しない限り、進化を続けることが可能です。

そこで研究者たちは遺伝編集しにもかかわらず感染したニワトリの体内で、ウイルスにどんな変化が起こっているかを調べてみました。

すると驚くべきことに既にウイルスは進化を起こしており、自己複製のために乗っ取るタンパク質の多様化を起こしていました。

進化する前のウイルスは元々の「ANP32A」を乗っ取りのターゲットとしており、「ANP32A」を遺伝編集すると、ターゲットを見失ってしまい、増殖できなくなります。

しかし遺伝編集されたニワトリの体内で増殖したウイルスを調べたところ、編集後の「ANP32A」だけでなく類似のタンパク質「ANP32B」や「ANP32E」も乗っ取りのターゲットとして利用できるように進化していたのです。

つまり鳥インフルエンザウイルスの細胞機能の乗っ取り経路を1つ潰したところ、進化によって新たに2通りの乗っ取り経路が開拓されてしまったのです。

この結果は、遺伝編集は耐性を高める効果があるものの、副作用としてウイルスの進化を加速させかねないことを示しています。

そのため研究者たちは、遺伝編集でウイルスに対抗するには1つではなく、同時に複数の遺伝子を書き換える必要があると述べています。

実際研究で「ANP32A」「ANP32B」「ANP32E」の全ての遺伝子を欠損させたニワトリ細胞に対して感染実験を行ったところ、ウイルスの複製が完全にブロックされていることが示されています。

複製が100%阻止できるのならば、ウイルスの進化も起こりません。

(感想)

ウイルスは人類よりも賢い可能性はないのかな?

人類が100%死滅させようと頑張れば頑張るほど、

ウイルスも必死で回避しようとしないかな?


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