続きです。今日は、
チェックリスト500
255〜262【高齢者に多い疾患】
263〜267【尿失禁】
【高齢者の多い疾患】重要度:高
・副甲状腺機能亢進症では、骨折が起こりやすくなる。
・起立性低血圧により、めまいや転倒を生じることがある。
・心筋梗塞は、心筋障害を伴う。
・狭心症は、心筋への血流の一時的低下によるものである。
・肺炎は、ウイルスや細菌による肺の感染症である。
・褥瘡の好発部位には、仙骨部、大転子部、坐骨結節がある。
・褥瘡は、自らの体重で体の一部を持続的に圧迫することで生じる。
・褥瘡の発生要因の1つとして、低栄養がある。
【尿失禁】重要度:中
・腹圧性尿失禁は、経産婦に多く見られる。
・反射性尿失禁は、膀胱に尿が溜まってもわからず、本人の意思とは関わりなく失禁してしまう特徴がある。
・切迫性尿失禁は、強い尿意により膀胱が収縮して失禁する過活動膀胱が原因のため、骨盤底筋訓練より膀胱訓練が有効である。
・機能性尿失禁は、下肢麻痺などによる日常生活動作の低下が原因のため、排泄に関連する一連の日常生活動作の問題点を見極める必要がある。
・溢流(いつりゅう)性尿失禁は、前立腺肥大などによる尿閉が原因で起こる。