(記事より一部抜粋です。)
この鉄柱はニューデリーの猛暑や汚染などの環境的な逆境や経年劣化をものともせず、建造当時と同じように原形を保っていることだ。その起源は5世紀までさかのぼり、その驚くべき耐久力は今なお旅行者を魅了し続けている。
鉄柱は主に錬鉄でできており、現代の鉄とは異なり、リンの含有量が高く(約1%)、硫黄とマグネシウムが不足していた。さらに、古代の職人は「鍛接」と呼ばれる技法を使用していたことが判明した。
つまり鉄を加熱して叩(たた)くことで、高いリン含有量をそのまま維持できたのだが、現代では珍しい技法である。
(感想)
2000年以上の耐久性がある。
自己治癒能力を持つ
ローマン・コンクリート
しかり、古代の技法を採用しないのは・・・・