続きです。今日は、
チェックリスト500
278〜289【認知症】②
【認知症】②重要度:高
・BPSD(認知症の行動・心理症状)の悪化原因は、本人の生活や生い立ち、住環境、薬剤、ケアの状況など様々である。
・BPSD(認知症の行動・心理症状)には、幻覚や妄想などがある。
・BPSD(認知症の行動・心理症状)に対しては、回想法や音楽療法などの非薬物療法によって、その症状を
緩和することが可能であるため、薬物療法は必要最小限にとどめる必要がある。
・アルツハイマー型認知症の診断では、CTスキャン、MRI、脳血管撮影などの使用によって、脳の萎縮や脳溝の拡大が認められる。
・血管性認知症は、傷害された脳の部位によって、知能の程度にむらがみられることから、まだら認知症とも呼ばれている。
・血管性認知症の症状として、情動(感情)失禁がみられる。
・早期発見・早期治療により改善が可能な認知症原因疾患には、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などがある。
・パーソン・センタード・ケアとは、認知症がある人を個人として尊重し、その人の立場に立って考え、その人らしさを支えながらケアを行おうとする考え方である。
・認知症初期集中支援チームは、地域支援事業の認知症総合支援事業の1つで、複数の専門職が、家族の訴えなどにより、認知症の疑いのある人や認知症である人、あるいはその家族を訪問し、アセスメントや家族支援などの初期支援を行うものである。
・2019年策定の認知症施策推進大綱は、認知症の人や家族を重視しながら「共生」と「予防」を2大柱とした施策で構成されている。
・専門職にとっては、認知症カフェを認知症の人やその家族の状況を把握できる場として活用できる。