(一部抜粋です。)
人間には時間を感じる器官がないからです。
「光なら目、音なら耳、味なら舌で感じますが、時間の感覚器官は持っていないので、直接的な知覚情報は得られません。それでも人間は時間の長さ、タイミング、前後の順序を判断しています。どうやって判断しているのかは、とても興味深い問題です」
もともと人間に器官が備わっていないということは、本来、人間はそこまで時間を気にしなくても生きられたということでしょうか。
「人類の歴史の大半はそうだったと思います。現在のような分刻み、秒刻みの生活になったのは日本では戦後からでしょう。昔はみんな時計など持っていなくて、お寺の鐘が鳴ったからそろそろ帰ろうか、という生活でした。それが体感に合っていたのです」
ところがいまは仕事や勉強に追われて、多くの人が分刻みのスケジュールをこなしています。
「分刻み、秒刻みの正確さを求めるのは、あまり人間的、生物的ではありません。かなり無理があるので、ストレスを感じている人も多いと思います」
(中略)
一川教授と大学院生の小林美沙さんの研究チームによる最新の研究成果を紹介しましょう。交通事故に遭った人が、周りがスローモーションのように見えたと言うことがあります。これは記憶のゆがみではないかと考えられていましたが、実験によって、怒りや驚きなど、感情が喚起されると、視覚が短時間に処理できる能力(時間精度)が上がることがわかりました。平たく言うと、スローモーションのように見えるのは本当だったのです。
(感想)
「時間は存在しない」説
もあります。
存在しないから
人間や生物には「時間」を感じる感覚器官は存在しないのは当然。
なのかな?
そして、
「感情により『視覚』の処理能力が上がる
ことがわかった」
飛躍させてしまうと、
感情(気持ちの持ち方)
により「五感」の処理能力を上げられる
んじゃないか、なんて想像もしてしまいます、笑
時間を気にしなければ
人間は「時間」を感じることはできないんだ
これはすごい発見というか気づきですわーいわーい
これは
自分で
使い分けられるような気がしてきた
「時間」世界に住むとき
と
「無時間」世界に住むとき
と。。。。。はい、正真正銘のおばかさんです、(*゚▽゚)ノ