続きです。今日は、
チェックリスト500
314〜316【検査値】
317〜319【食事介助】
320〜322【排泄介助】
323〜324【睡眠介助】
【検査値】重要度:中
・血小板数が低値の場合、出血傾向などの疑いがある。
・血清クレアチニン値が高値の場合には、腎炎や腎不全など、低値の場合には、筋疾患や尿崩症などの疑いがある。
・血清アルブミン濃度は、高齢者の栄養状態の示す指標となる。
【食事介助】重要度:中
・体内における食物摂取の過程は、
①食欲→②摂食→③咀嚼→④嚥下→⑤消化・吸収→⑥排泄の順である。
・食事を摂る姿勢は、利用者をできるかぎり座位にして、頭部挙上と体幹をやや前傾させる姿勢を取らせることが基本である。
・経管栄養を行なっているものに対しては、逆流防止を図るため、食事終了後1時間程度は半座位を保持してもらう。
【排泄介助】重要度:高
・排尿や排便のコントロールを改善するには、本人の排泄感覚を把握し、食生活や身体活動等の生活リズムを整えることが大切である。
・高齢者においては夜間の排尿が不眠の原因となることがある。
・繊維質に富む野菜や果物は便秘の予防に有効である。
【睡眠介助】重要度:低
・高齢者のおいては、不眠の訴えと睡眠の実態とが一致しないことがある。
・高齢者は、深い眠りを続ける時間が短くなる傾向がある。
・高齢者の不眠を予防するためには、日中の活動量を増やすことが有効である。