自分を見つめ直しても

療養所のアル中治療プログラムに自分を見つめ直すみたいな 看護師とのタイマン問答があるらしい。

なぜアル中になったのか？オイラの場合は決まってる。

確かな眠りと酔う気持ちよさが欲しかったのだ。

しかし酒で気持ちいい確かな眠りなんて得られないのを知ったのは

15年前に 朝、どーにもこーにも立てなくなって

病院に連れていってもらって 初めて自分がアルコール依存性であること、そして立てなかったのは肝臓が思いの外やられていたからだ。

そして酒は覚醒効果があって覚醒剤とほとんどかわらぬ、違いは即効性か蓄積性かなのだ。

つまりオイラは酒を飲んで寝てたんじゃなくて

単に揮発したアルコールで空気が吸えず気絶してただけなのを眠ってると思ってたのだ。

恐ろしい。道理で起きてもイライラするわ 集中力ないわ 記憶力もそげるわ…。

長くなるからまた明日な。書ければの話だが。

はい、久しぶりっす。

療養所生活始まって11日目。ここはアル中や軽度の精神障害、ボケ寸前の片方が放り込まれる閉鎖病棟です。

ちなみにオイラはアル中治療の名目で入ったけど

いまだロクなプログラムを施されてない。

ストレッチ体操か下らぬ雑談みたいなフリートークしかやってません。

正直、吾妻ひでを先生の『アル中病棟日誌2』の様な世界を期待してたのに

名目だけになってしまった西彼断酒会は当然来ないし

AAなんて月に一度くらいしか来ないらしい。

ちくしょー、どんなもんか この目で見たかったのに

ここには治療どころか 打ち捨てられた空気しか漂ってない。

さすがに療養所の名は伏せておくが

ホント生きてる張りがないわ。

ちなみにこのプログラム、三ヶ月。

酒からは切り離されて有難いものの

酒害とかアル中からの復帰体験なんか本気で聞きたいんだよ！

それが無いなら仕事に戻った方がまだマシだ。

まー、それも仕事仲間が受け入れてくれるかどうかのお話。

現実は厳しかろうな。

ここを出たあかつきには

出来る見込みの無い再就職探しか

今度こそ氏ぬまで 酒を山中でかきこんで あの世ってとこに行くしかないわな。

今 オイラの心を支配してるのは

望死だ。