色気のない話であるが、そもそも自己のハンデや価値観が世間とは一致しえないと思っていた。
故に彼女にはしても、正式な主従には至らないことが多かった。
妻帯者となるためには、家庭人としての実務的能力や社会性など条件も多かったから。
では、なぜ。
最低限の条件をクリアしたとしてその後、数年は若い学生だったので
家事から洗濯やすべてを一から教えた。エロとかいう前に価値観の伝達をまさに最初から。
そして万が一私が先に寿命を迎えたときにでも、という段階まで委任できるところまで
認めたときに、仮という条件が外れ、奴隷として正式に認めた。
実に数年の時間がかかったし、私にはない能力があったから。
結婚はそのあとである。
何かを得るのが奴隷ではない。
自分の生き方に自信や、彩りや工夫を与えるものだから。
まず先に何かを期待したりするのでなく貴女を良く観察するきっかけになるものだから。
影響力が強い奴隷さんや主従のカップルに強い影響を受けてしまうのひとがおおい。
でも基本の素材とか、全体のバランスほかの基本的な価値観こそ大事に思う
ベースさえできていれば、シチューでも肉じゃがでもカレーにでもなれるからね
如何様にでも変化できる基礎力こそ
永遠な力になるから。