誰もが一度は目にしたこの詩。
覚えていますか?
山のあなた
山のあなたの空遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸さいはひ」住むと人のいふ。
ドイツの作家カール・ブッセと云う人の有名な詩ですね。
幸せと云うものは、求めても、求めても
仲々つかめるものではありません。
むしろ、追えば追うほど、掌(て)から離れてしまうものです。
もうお分かりですね。
過ぎにし事を悲しまず、来たらぬ事にあこがれず
今在る事に身を持てば、その顔色や朗らかなり
「幸せってどこにあるの?」
「ずっと遠くの山の向こうよ」
「友だちと行ったよ。でもなんにもなかった」
「あんな高い山まで登れたの?すごいわね」
「だって、“幸せ”があるって言ったから」
「あの山のもっと向こうにあるのね。あなたがもっと大きくなったらきっと見つかるわ」
この会話の中に、幸せはいくつあるでしょうか?
我が思い出の一曲
いらっしゃいませ
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