4615.~気づき、行動~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「心温まる帰り道に」(1月30日)
おはようございます。武蔵境教室の西岡です。
生徒さんが計算プリントに取り組んでいたときのことです。
講師も計算過程を別紙に大きく書き、1問ずつ答え合わせをしながら進めました。
解き進めるうちに突然、
「鉛筆削りを貸してください」と生徒さん。
(生徒さんの鉛筆は)削ったばかりだけれど…と思いながら鉛筆削りを渡したところ、生徒さんは、講師の握る鉛筆をそっと手に取って、削り始めました。
先が丸くなっていたことに気づいて削ってくれたのでした。
(削り終えた鉛筆を)こちらに手渡す際、生徒さんは照れくさそうに、
「ごめんなさい」とひとこと。
「ごめんなさい、と謝らなくてもいいのですよ。気付いて削ってくれて、うれしかったです。ありがとう」と伝えました。
その後、再び学習に戻りました。
計算を終えると、英語プリントも最後まで頑張りました。
風の強い、寒い夜でしたが、生徒さんとのやりとりを思い出し、しみじみと心温まる帰り道になりました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
N君、細やかな感性を持っていらっしゃいますね。感性、感性は感覚により気持ちが備わっているもののように感じます。その感性をもって、気づき、行動に移せるところがすばらしいですね。