4845.~別解も~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「自身の解法で」(10月24日)
おはようございます。朗豊ゼミナール 相模原教室の吉野です。
特別講習では、いつも授業を担当していない生徒さんに接する機会があります。
先日そんな高校生のTさんと数学検定の過去問題集を進めていました。
Tさんは「因数分解や方程式の計算より、平面図形や空間図形の問題に苦手意識がある」と言いました。
しかし三角比の問題では分かっているひとつの値から残りのふたつの値を求める時、
相互関係を表す式を使って機械的に計算しても良いところを(実際、解答にはそれが示されていました)、
Tさんは手元で作図した直角三角形から求めていました。
Tさんにとってはそれがシンプルで解りやすい方法なのかなと感じました。
全体を終わってみれば見事に目標にしていた合格点に達し、満足のいく結果となりました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
数学の解法には、それぞれ自身が納得のいく方法があるものですね。さっと直角三角形を作図できるのは、Tさんの強みです。納得のいく方法で正答へ。それはそれで良しとして、自身の方法で正答して一安心できたら、別解としてもう一つの解法を学べると更に良いですね。