南洋のオベリスク島にやってきた探検隊は、その地でガッパという怪獣の子供を発見した。彼らは研究のため、子ガッパを日本に連れ帰る。そして子供を奪われた親ガッパたちが、子供のテレパシーをたどり日本に上陸してくる。防衛軍はただちにこれを迎撃するが、ガッパは熱線を吐いて街を壊滅状態に追い込んでいく……。
NHKBS ★★★
私が子供の頃の1970年代前半には、この「ガッパ」と「ガメラ」は夏休みなどにTVでよく放送されていました。ゴジラ系は決して放送されませんでしたが(笑)
で、本当に久々に見ることが出来ました。DVDも今は廃盤ですし、本当にNHKBSを褒めてあげたいです。私と同じ思いをした中高年男子はたくさんいることでしょう。NHKBSでは昨日・今日・明日と平成ガメラシリーズを放送してくれていますが、これはDVDも輸入盤Blu-rayも持ってますが(笑)
さて、この「大巨獣ガッパ」は東宝のゴジラシリーズに対抗して、大映では「ガメラ」と「大魔神3部作」「妖怪百物語3部作」など、質も量もなかなか豊富で気合も入っていましたが、松竹は「宇宙大怪獣ギララ」一本ですし、日活もこの「ガッパ」のみです。東映はどうしていたかというと、忍者モノの特撮「ワタリ」「怪竜大決戦」のあと、「仮面の忍者 赤影」をTVドラマで放送していました。
お話の内容はめちゃ単純なのですが、「モスラ」と同じように、街を破壊することが目的ではなく、子どもを探しているうちに結果としてあちこち壊してしまうということなので、観ている子どもにとっては「子ガッパを返さないのが悪い!」ということになる、正しいファミリー怪獣映画です(笑)
特撮の稚拙さは、同時代の東宝と比べたらあまりにも可哀想ですが、ガッパ母が鮹を咥えて海から出てくるところなどはなかなか笑えます。
そしてなんといってもまだまだ妖艶さや色気には程遠かった山本陽子の演技を見ることが出来る貴重な映画です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます