ガンになった夫

がんになった夫
備忘録を残していきます
覚えてる限り書きたいと思います。

夫の初めての抗がん剤治療はゼローダ

2024-12-11 16:49:29 | 日記
夫のスマホをみていたら
兄、姉とのグループLINEの中で
自分の様子を書いていたので
メッセージが消える前に
こちらに残しておこうと思います

2022年6月15日

ストマー手術後、初めて受診

この時に、治療法を聞く



抗がん剤の治療方法の説明
が主治医からあった

診察日に点滴と
2週間の薬(ゼローダ)

1週間、薬はお休み

これを3クール


薬に関しては
院内の薬剤師さんから
副作用等説明ありました



翌週の2022年6月22日
治療スタート

初日は副作用も出ず
思っていたより元気でした

点滴中に気分が悪くなるといったことがあるみたいでしたが
それもなかったようですね

副作用に関しては
写真をご覧ください


正直忘れてます💦


3クール終わるまでの間の
7月に夫の父が他界しました

最後は老衰ですが
心臓が悪かったみたいです

夫が全て兄から話を聞いてきて
私にまで話は届かす💦
正直よくわからなくて

夫の父は息子の病気を知らずに
なくなりました

この頃の夫の副作用は
手足のシビレが出てきてたと思います



抗がん剤治療が始まる

2024-08-26 07:00:00 | 日記

ストーマの手術
とはいえ、我が家にとっては
初めての手術体験


手術の日は病院に行くのがいいのかと思い
仕事も調整したけど。

病院からは付き添いのこと何も言われずで。

手術が終わったら先生から電話をさせていただきます

と言われただけ。

コロナ禍だったからなのか
手術が命に関わるような大きなものではなかったからなのかはわかりませんが。

10日間ほどの入院
そこから2週間後くらいに
抗がん剤の治療が始まったように記憶しています。


抗がん剤治療が始まる前に先生から副作用の話はあったのですが。

さらに詳しく薬剤師さんからも説明を受けました。



髪の毛が抜ける
気持ち悪くなる
抗がん剤治療にはつきものと思っていた私と夫

最初の抗がん剤には
どちらの副作用もありませんと言われ何となくホッとした私

その代わり
他の副作用はありましたね

最初の副作用はなんだったのか
思い出せなくて💦

ここで薬の名前をと思ったのですが覚えてなくて💦
 
お薬手帳も当時は夫が管理してたので、
一冊目の手帳がどこにあるのかわからない💦

早急に探してみたいと思います。



夫が通っていた病院では
抗がん剤(点滴)は
院内のがん診療センターで点滴を受けます


点滴室での夫の様子は…

私は一度も点滴に付き合うことはしませんでした。

ごめんなさい💦

当時の私の感情は
夫が元気だということの他に
夫に寄り添う気持ちがあまりなかった
そして何より
病院、病気の雰囲気に飲み込まれたくない
長く病院にいると疲れてしまう

そんな気持ちが強く
夫が治療中、
私は外に出るようにしていました。



点滴の時間はというと
1時間ぐらいだったかな。

準備や待ち時間をいれるともう少しかかってました


初回の点滴後の夫の様子は

「全然、なんともない」

と言っていたように思います


この日の夫は、
仕事の休みをとっていました

4週間後、
2回目の抗がん剤のあと
仕事に行ったのは忘れません


初診の時の様子

2024-08-21 08:01:08 | 日記
前回
癌と診断され
帰宅して何を話したのか全く覚えてないと書きましたが。

思い出しました。

なぜすぐ病院いかなかったのかと

夫を責めてしまいました。


このときの私は
全く気付けなかった自分への怒りと、誰にこの不安をぶつければいいのかわからず、
夫を責めるしかなかったんですよね。

過去を責めても仕方がないよ
と今の私なら言えますが…



初診では
直腸癌をとる手術をするか
癌をとらずに、抗がん剤の治療をするか

2つの選択肢がありました。

先生からは

転移しているので、直腸癌をとる手術をするとなれば一時的に免疫が落ちます。

手術の後、抗がん剤治療を始めるのは、体力が戻ってからになるので、すぐに治療が開始できないです。
少なくとも1ヶ月はかかると思います(数字は記憶がまちがっているかもしれません)
その間に癌が進行する可能性はあります。

直腸癌の手術をするメリットは
今のお尻の痛みはなくなります。
デメリットは他の癌が大きくなってくる可能性があります。


当時の夫はとにかく直腸の癌をとってもらいたかったようです。


このときの夫はどうだったのか聞いてませんが。

私は不安がいっぱいでした。

メモをとるなんて考えてなかったし、スマホにメモするなんて思いもつかなくて。

とにかくしっかり聞いておかないと!と必死でした。

夫はきっと不安、恐怖などが頭を巡ってたのかな〜
何も考えられなかったかもしれないですね。

家族で相談して考えることになったのですが。



先生が
「もう一度聞きますが、つまりは無いですよね?」
と夫に尋ねました。
(初診の最初に、今詰まりは無いかと夫に尋ねてくれてたのですが
夫は「無いです」と答えていた)


「あーまぁ、うん
ちょっと詰まってる感じはあるかなぁー」


といっていたのをきいて
私は
あっ!便のことかとおもって。


「便でない
お腹詰まってるて言ってなかった?」

ときいたら

「あー食べてもでなくて
少しはでるけど、
詰まってるといえば詰まってるかなぁ〜」



「便はでにくい?
詰まってる?」

と、再度先生に聞かれたと思います。

そこで夫は初めて、
「あー詰まってます」と
認めたと思います。

再度先生が
「便はいつものようにでないですか?
お腹しんどくないですか?」

確認

夫は、
出ない、お腹もはってることを伝えていました。


そこで先生から、
詰まりを解消するために
人工肛門の手術が必要だと説明がありました。

人工肛門をつけても
お尻の痛みはとれないと聞いた夫でしたが。

このときの優先は
人工肛門の手術!

夫はわかっているのかわかっていないのかという感じで。

でも手術をしないと
便は出ない、お腹もずっと張った状態だとわかったのか
手術をすると返事してました。

人工肛門つけても
お尻の痛みはとれないけれど…


この日の初診は
30分以上かかっていたんだろうなぁー

とても長い時間でした。

(言葉や数字は
私の記憶が曖昧になっていることをご理解いただけると嬉しいです)


この時の夫は
とにかくお尻の痛みを早くなんとかしてもらいたい
そんな風に感じました。


夫は大丈夫ではなくても
「大丈夫です!」
なニュアンスをする人です🤣

私が、
ほんとに大丈夫?と聞くと
怒る、不機嫌になるので 
いつの間にか
大丈夫ならいいかぁー
と思うようになりましたね。






便でないです〜

お尻痛いです〜

血便でた〜

と叫んで大慌てする人なら
ストレスも少なく、
もう少し早く発見できてたかもしれないですね。



病院嫌いの夫

2024-08-10 18:41:50 | 日記
覚えてる範囲で書くつもりですが忘れつつある『夫が直腸癌』になってからのこと。

そして私の寄り添い方

これらをこちらに備忘録も兼ねて
残していこうとおもいます。




癌になってからのこと
の前に

ガンと診断される1年前の夫の様子をかきますね。



2021年の健康診断で
どうやら血便がでていたようで。

それを私に伝えてくれたような気がするけど。

あまり覚えてない💦
当時の私は自立したくて必死でしたから。

実は夫婦仲はあまりよろしくなくて。

子供が大きくなるに連れ
私は自立する!
夫のお世話はしないと決めてました。

夫が定年したら
私が不在でも
家の事も自分のことも
できるようにってもらいたくて育てていました。


血便の話をされた時も
そうなんや!病院行ったほうがいいよねと
言ったぐらいでした。
冷たい嫁です🤣

そうなったのも
普段から夫は
本当なのか嘘なのか、冗談なのか、全く分からない発言がよくあって。

私は真剣に聞かなくなってたんですよね。



そうそう!夫は
「痔かな〜?」
なんて呑気なこといってたなぁ

もともと病院嫌いの夫

昔から熱が出ても病院にはいかないし
膝にケガをしたときも
かなりの出血があり傷も深かったにも関わらず病院にはいかなかった。




ちょっと話がそれましたが。


2022年の春にも健康診断があり、私には何も言わなかったけど血便がでてたようです。

3月頃に良くトイレに行くなとは思っていたんです。

もともと食べたらすぐトイレに行く人だったので
ちょっと調子悪いのかな〜
ぐらいに思っていました。


その年のGWに
夫婦で京都の松尾神社に行きました。

夫婦仲は悪いけど、
京都に行くと私が言ったら
車で連れて行ってくれると言ったので一緒に出かけました。

そこで初めてお腹の調子が悪いことを本人の口から聞きました。

食べても出てくれない
トイレには行きたいねんけど
と…

参拝した神社でも
トイレに何度か行ってました

病院行ったほうがいいよ
とつたえたら

「連休終わったら行くわ」

そんな答えが返ってくるなんて思ってもいなかった私は驚いたけど。
よっぽど辛いんだろうなとおもいました。


何科に行けばいいのか
近くに病院はあるのか
を私に聞いてくるぐらい
全く自分で調べようとしない人です。

(わからないから病院に行かないというのもあったのかなと今なら思いますが)

便利なスマホがあるなら活用してもらわないと!

ここでも夫を育ててました🤣


連休明けに
近所の外科胃腸科に行くことにしました。

夫の仕事は夕方までには終わり帰宅するので
病院には行ける時間にかえってきます。

いつもは帰ってきても
「もう大丈夫」
と言って行かないので
今回もひょっとしたらと思いましたが。

素直にいきました。

でも帰ってきても何も言わないのでこちらから聞くと。

すぐ大きな病院にいって検索してもらってくださいと言われた

と言うのでビックリ。

私は鈍感なところがあるので
病気のことは全く想像がつかずでした。

検査の数日後、診察予約があり
私も一緒に行ったほうがいいのはなんとなくわかり、夫に
「一緒に行ったほうがいいよね」

と聞くと

「別に一人でええ!
こんでもいい!」

と怒られたのですが。

無理矢理一緒に行きました。


5月初旬

外科の診察へ

診察室に入ると
先生以外に看護師さんと研修医がいました。

なんだか雰囲気が重たく感じました。


直腸癌と診断
肝臓、お腹周りのリンパ節にも転移してることがわかりました。


鎖骨のリンパにも何があるようだけどまだ癌かどうかわからないと言われました。



直腸癌と転移していた癌も含め
3箇所あったのですが。

3箇所か4箇所までなら抗がん剤治療ができると言われたように記憶してます。

3か4どちらか記憶が曖昧です💦

主治医に、
病院によっては夫の場合治療ができないと言われるところもあると言われたので。
3箇所かもしれません。

私は、ショックだったのかどうか、自分の感情も思考も止まってしまったとおもいます。

が一番辛かったとおもいます。

この日は、帰ってから夫と
どんな会話をしたのか
思い出せません。



2022年5月に行った
松尾神社


夫が、
あんまり食べられないといったけど
私は絶対家帰ってご飯作るの嫌だったので食べて帰ることに。
そこで私が食べたものです。

今考えると、頑張ってくれてたんですよね〜








直腸癌と診断された夫

2024-08-07 14:46:00 | 日記
2024 8 6

今日は夫のセカンドオピニオンへいってきた。

セカンドオピニオンでも
治療法は無く
今受けてる緩和療養をオススメしますと…

 
セカンドオピニオンにいくまでの経緯も覚えてる範囲で書いてみようかな〜

ゆっくりと(*^^*)



2022年5月

夫は直腸癌と診断

すでに肝臓、リンパ節に転移していた。

便が肛門からでないため
5月末に
人工肛門の手術をする

これは癌の治療のための手術ではなく。

便が出るようにするための手術
そこから夫は人工肛門になった。

腸が一部でていて、そこにストーマという袋をつける。

そこに便が排出される
肛門から出すことは無くなった



6月退院
退院してきてすぐに結婚記念日と夫の誕生日

結婚記念日は子どもたちも自立したし、
ちょっと美味しいものを食べに行きたいと
こっそり計画していたけど、
全部叶わなかったなぁー


6月中頃

ここからがガンとの戦い

抗がん剤治療が始まった。