健やかなシニアライフを送ってもらうために

高齢者の介護予防についてまとめてみた

高齢者の介護予防に必要なこととは

2023-10-02 04:19:27 | 高齢者

高齢者の介護予防は、日常生活から取り組んでいける。運動による足腰の機能の低下の防止、社会生活における会話やコミュニケーションによる認知能力の低下予防など、自主的に取り組めることは様々だ。しかし高齢者の場合、若者のようにやる気に満ちてこれらに積極的に取り組むのは難しいのが現実だ。家に引きこもりがちになり、心身ともに機能が衰えてしまうケースが多いが、そういった場合に役に立つのがデイサービスである。デイサービスでは体操やレクリエーション、リハビリなどを行うことで積極的に運動能力低下の予防に努めていける。また人が集まる場所に参加することで会話をしたりコミュニケーションを取るのはもちろん、社会に参加する緊張感を得られるといったメリットがある。

自発的に介護予防に取り組むことが難しい場合、デイサービスを利用することでサポートを受けながらこれに取り組んでいけるようになる。高齢者の場合、何に取り組むにしてもサポートを受けられるというのは非常に助かるので、デイサービスは賢く利用していくべきと言えるだろう。またデイサービスの場合送迎はもちろん戸締りや食事などの面倒も見てもらえるので不安なく外出できるというのも魅力だ。サービスの利用によっては入浴なども行えることから、自宅での入浴に不安がある人も便利に利用できるだろう。デイサービスは介護予防に大いに役立つサービスなので、積極的に利用していくのがおすすめだ。


介護予防に関する資格の種類

2023-09-07 04:19:27 | 資格

高齢者が介護を必要とせず健康に暮らすためには、介護予防の取り組みが欠かせない。また要介護状態にある場合でも現状維持に努め悪化を防ぐことは大切で、そのための取り組みもまた介護予防に含まれる。介護予防に関する資格は、知識と技術を用いて健康増進に貢献するためには欠かせないものと言える。資格の種類は複数あり、それぞれ内容に違いはあるものの、理論と実践的な技術、指導方法を学ぶことで介護業界の役に立っていけるものだ。介護予防の資格の中でも、特に人気が高いのが介護予防運動指導員である。介護予防プログラムの作成、トレーニング指導に携わることができる資格で、介護施設や事業所はもちろん、ジムのインストラクターや自治体の介護予防関連の取り組みに指導者として参加できるようになる。

介護予防指導士もまた、人気の高い資格と言える。取得することで介護予防の指導を行えるようになり、筋力指導やストレッチはもちろん、栄養や口腔ケアなど健康増進のための幅広い指導を行えるようになる資格だ。中高年期のまだ問題なく動ける内に身体作りを行う人をサポートしていきたいのであれば、介護予防運動スペシャリストの資格を目指すのも良いだろう。介護予防運動に関する知識や技術を心理的変化の仕組みから学んでいく資格で、運動が苦手という人にも適切な指導ができるようになるのが魅力だ。講習への参加とレポートの提出で合格すれば取得できる資格なので、比較的ハードルも低い。