今朝乗った電車が線路に入り込んだ車を退かすため
5分遅れたのがそもそものきっかけだったのかも。
私は写真の赤枠の中、つまり7人掛けシートの端に座って
本を読んでいた。
電車の遅れを取り戻したい鉄道会社と乗りたい客で
いつにない混雑を感じていたら、
座席のすぐ横、天井に伸びる手すりを掴んだ女性が一人。
押されたわけではなくわざわざそのポールを掴みに寄ってきた、ようにみえた。
だんだんと混んでくる車中でその女性は、こともあろうか私の足をストッパの
用につかって押される己の体を固定した!!!!
かなり小柄のようで体に斜めにかけたかばんが私の膝の上のかばんの上に
どっかり置かれた。
(かばんの紐の長さ調節してよ・・・・)
(私の足で自分の体を支えようなんてなんと不届きな!)
こう見えても電車通勤通学歴20年越えしている身ですから
混雑する車内で立っているのはどんなに大変かは承知している。
が、この女性のこの態度にははっきり言って抑えきれないものがあり
幾度となく、足をずらして彼女の体(足)から離れよう(混雑しているのに!)
努力してみたり、既に読書はあきらめて彼女によって流されそうな
膝の上のかばんを抱えてみたりして自分の位置を確保したりした。
彼女の体をまともに「斜めに」受けると、私までシート上で流れて
隣に座る男性にまで被害が及ぶのでそれは避けたかった。
(彼にすれば悪いのは私になるからね)
電車から降りるのに便利な位置だから私の坐る手すりに執着していたのだろうが
そこをあきらめてくれたら、私が被っている被害(彼女の体重を受けている)
は無くなるのに。
しかし、混雑を理由に彼女は体勢を立て直す気配はない。
私は密着している彼女に聞こえるように言った。
ちゃんとたってほしいと。
混雑している中、他の人も坐っている誰かに倒れるような混雑状況なら
こんなことは言わないが、密着しているのは彼女だけ。
彼女はそれを聞いて案の定、混雑していることを言い訳にぶつぶつと
つぶやいていたが、私は態度で促した。
結果、彼女はなんとか自分の足で立ち、(私の足をストッパにしないで)
5分程度たち続け目的の駅で降りて行った・・・・
私はと言えば、緊張を強いられた足を降りたホームでゆっくり伸ばしていましたよ。
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