とある日曜日でした。わたし一人でカラオケ喫茶へ行ってました。
家の前に着くとバイバイかなと思いきや奥が部屋なので奥へ行けと指示!
そこにご機嫌で飲んではるばあさんがいました。
だいぶ飲んでいる様で、うだうだ言ってます。気前も良くなってばあさんに酎ハイご馳走になりました。
ふと財布にはお金がありません。そこから銀行行く、ローソン行くと雄叫びをあげはじめだしました。
しばらくしてばあさん外へ出て行ったのは良いですがやはりという結果です。
転倒してうずくまっているのです。
だってねー歩けないです。ふらふらで。
何だかそれを見た通りすがりの人が集まってきて、外はざわついていました。そして連れられて、店に戻ってきたんです。
そして、また銀行、ローソン行くと言いはじめ。
しょうがないから、わたしが連れて行こうとばあさんと共に外へ出ました。
この大きな道路を渡るための横断歩道が大変でした。
自分でしっかりと歩いていませんから、支えないといけないので、、、
時々言うんです、「アンタ誰や」って、(アンタが銀行行く言うから付き合ってますねんけど)
勝手にしゃべりはるんですが、86歳戌年ということでした。スーパーの中にあるATMへ行きました。そこでも、見るなよー。
(見ませんけど、操作できるんですか?)ばあさんが見てない隙でボタンを押し、、、
見えました、960円しかありません。「まぁええは、明日年金が入るから」(へぇーいつでも年金が入るんや!)
横断歩道の前でまた、「アンタ誰や。」挙句に話せとおっしゃいまして、自分では立つこともできずにいるのに。
(そうやって柱にしがみつくのはどういうことでしょうね。)
ぶつぶつ言いながらも、ばあさんはわたしにしがみつき、ばあさんの家に向かうのでした。
酔っ払っているけど、家はわかるらしく道案内はしっかりと偉そうに教えてくれた。
家の前に着くとバイバイかなと思いきや奥が部屋なので奥へ行けと指示!
ばあさんは壁やら、人の家のドアにぶつかりながらわたしの後ろを来ている感じ。
ばあさんがドアを開けるとあららーイケメンじいちゃん登場。ばあさんをじいちゃんに渡し、この日のわたしの珍道中は終わりました。
いつも思います。迷惑かけんように可愛いばあちゃんになりたいわと。。。