連日オリンピックでテレビは盛り上がっておりまして、私も盛り上がっております❗昨日の男子サッカー準決勝は残念ですね。W杯もそうですが、準決勝の壁、ベスト8の壁は日本にとって高いですね❗
さて、コロナを抜きにしても日本ではまだまだスポーツに対して理解が浅い気がしてなりません。特に50歳以上のシニア世代の方。
こうして世代を隔てて批判的に書くのは私も好きじゃないのですが、恐らくそれを一番実感されているのは50歳以上のスポーツ好きの方なのではないでしょうか?
同世代の方でもスポーツ好きな方とそうでない方で、二極化してるように感じます。
もちろん、全世代でもそれは言えるのですが、人口比や世代別で目立っているように感じます。
私は32歳ですが、オリンピックを自分から見るようになったのは高校生だった2004年のアテネオリンピックからです。
当時、柔道をはじめたばかりでしたが、野村先生のオリンピック三連覇やレスリング女子の快進撃に興奮したものです。
1990年代はJリーグ開幕や2002年のサッカーW杯などで一気にスポーツ文化が華開き、2000年以降ようやく日本は国を上げてアスリートを支援するようになりました。
それまでも全く支援がなかったわけではないでしょうが、今とは支援の次元が違うでしょう。それがメダルの獲得数にも如実にあらわれています。
日本は1964年の東京オリンピックは国ぐるみで応援したものの、それ以降は「スポーツは個人が好きでするもの」という常識でいきました。
それは確かにそうですが、アスリートに対する無慈悲で理解のないその姿勢は、以降のオリンピックであらわれます。例えば韓国という発展途上国にメダル獲得数で圧倒され、オリンピック、アジア大会でも中国どころか韓国の後塵を拝してきました。
国の規模で考えればあまりにも惨めな状況。ようやく日本はスポーツに力をいれはじめます。
よってそれ以降とそれ以前で生きた方で、スポーツに対する見方が大きく異なっているように感じます。
私の理解では、今回のオリンピックをもって日本はようやく「スポーツ先進国」の仲間入りしたように思います。
どこかの国のようなメダル至上主義はおかしいとは思いますが、スポーツの素晴らしさ、人類の進化と共生、平和に極めて寄与するであろうスポーツを国をあげて応援することは決して間違いなことではありません❗
さて、オリンピックにおけるメダル数ですが、私は今後の日本のメダル獲得目標を
金10~ 総メダル30~ 国別ランキング10位以内ぐらいに設定したらどうかと思います。
今回の東京オリンピックではホームなのでとっくに越えていますが、これを以降のオリンピックで継続的に結果を出すことが大切だと思います。
8月4日18時現在の結果
上のWikipediaのデータからもわかる通り、ソウル~シドニーまでの結果はとても世界第2の経済大国とは思えない結果です。
つまり頭はいいがスポーツはできない頭でっかちなイメージですね。
かつてイタリアにおいて、サッカーが下手な代名詞が「日本人」でしたが、良いことなんて1つもありません。
外国からリスペクトされないし、馬鹿にされますよ。
何回もいいますが、メダル至上主義になるのではなく、バランスが大切なんだと思います。
そして、先ほど述べた金10~総メダル30~国別ランキング10以内も決して高すぎる目標ではないと思います。日本はスポーツの裾野が2000年以降とても拡がったので、どの競技でも可能性があり現実的な目標だと思います。
例としてマスゴミが持ち上げる「自称日本の永遠のライバル」韓国と、オリンピックにおける「現実的なライバル」オーストラリアのデータを添付します。
韓国は国ぐるみのゴリ押しで特にマイナー競技を狙ってメダルを荒稼ぎしてきましたが、今後はそうはいきません。
よく「日本は衰退国」とか言ってますが、それは自国のことなんですね。
日本以上の少子高齢化と危機的な経済。
北朝鮮と統一したら日本を遥かに越える巨大国家になるそうですが、幼稚園児の「将来大人になったらなんになる」レベルの誇大妄想で本当に頭が下がります。お疲れ様でした。
オーストラリアについては、こちらこそライバルです。冬季オリンピックにも最近力を入れはじめてるそうです。
非常に参考になるデータを「エンタメdata」さんから拝借致しました。この場をおかりしてお礼申し上げます。
御覧いただいてる通り、夏季オリンピックにおいては、日本は十分にベスト10に入る可能性があります。
まず、2位ソ連と10位東ドイツは現在存在しない国家です。また、8位ハンガリーと11位スウェーデンは20世紀におけるスポーツ先進国でした。そのことには十分な敬意をはらいつつも、かつての勢いはありません。
このまま強化していけば、日本はそう遠くない将来に夏季オリンピックにおける歴代獲得メダル数でベスト10に入ります❗
冬季については厳しいですが、フィギュアスケートなど人気の競技もあるので、アスリートの皆さんは楽しんで裾野を拡げて行って欲しいです。
以上、長文ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。