1.4月末に広域機関が取りまとめた電力需給見通しでは、この夏は、安定供給に必 要な供給力はかろうじて確保できるものの、ここ数年で最も厳しい見通しとなっている。2.また、近年、発電を巡る事業環境の悪化等による火力発電の休廃止が相次いでお り、この冬については、現時点では、東京エリアにおいて安定供給に必要な供給力が確 保できない見通しである。3.こうした厳しい状況を踏まえ、夏及び冬における電力の安定供給確保に向けた緊急 の対応として、1発電・小売事業者に対する供給力確保の働きかけ 2需要家に対する協力要請 3需給状況に関するタイムリーな情報提供 4その他必要な制度的な措置の検討といった事項について、早急に対策をまとめるよう事務方に検討を指示した。4.電力の安定供給確保に万全を期すため、5月中目処に取りまとめた上で、速やかに 実行に移していく。