でも、まだまだ行きますよ!
と言う事で、会社を早く引けて、サントリー美術館で
ゴールデンウィーク直前から始まっていた『清朝皇帝のガラス』に
来てみました。
平日ですし、日本では人気のある印象派絵画とかでも無いので、
空いています。
良かった。
今回印象的だったのは、不透明なガラス。
“ガラス”と言うと、無色透明であったり、
青色で透明とか、色付きだけど透明と言うのが
パッと頭に思い浮かぶイメージですが、
一見「え?ガラス?」と思うような、不透明なガラスも色々ありました。
中でも、不透明な青色や不透明な桃色のガラスは、
陶芸家のルーシー・リーの陶器の様な色。
いやぁ、キレイです。
中国では高貴な身分の人しか使ってはいけなかった不透明黄色の
ガラスもキレイでしたが、青色と桃色の美しさには負けましたね。
原則写真撮影は禁止なのですが、途中、撮影可のエリアがありましたので、
いくつか撮ってきました。
まずこれは、紅色宝相華唐草文鉢

普通に、いまでもありそうな感じですね。
こちらは、青緑色長頸瓶

不透明なガラスです。
青磁みたいな見た目ですが、ガラスなんですね。
これは、黄色鳳凰文瓶

黄色と言う事で、高貴な身分の方のためのもの。
描かれているのは鳳凰ですが、皇后を象徴するものなのだそうです。
雪片地紅被騎馬人物文瓶

しまった!
こちらの角度だと、騎馬人物が良く分からないかも・・・
乳白地多色貼獅子浮文扁壺

これも、乳白色の地のガラスに、他の色の飾りのガラスを付けたものです。
途中の撮影可能エリアは、ここまで。
そして、出口直前には、嗅ぎ煙草を入れておく鼻煙壺が、
たくさんあったのですが、そこも撮影可能でした。

そこは、なんか、鏡を使った演出で、奥行きがあるかのように
見せています。
鼻煙壺の宇宙みたいなことがパネルにはありました(笑)
沢山あったので、すべては撮れませんでしたので、
いくつか、キレイだと思ったものを。
白地五彩菊猫蝶文鼻煙壺

白地六彩吉祥文鼻煙壺

透明地赤被内画蓮池文鼻煙壺

透明地内画山水文鼻煙壺

透明地赤被鯉魚文鼻煙壺

いやぁ、鏡に反射した自分の手が写ったり、
写真撮るの大変でした(苦笑)
名称 | ガレも愛した-清朝皇帝のガラス https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_2/ |
---|---|
会期 | 2018年4月25日(水)~7月1日(日) |
会場 | サントリー美術館 |
当日観覧料 | 一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) |
休館日 | 火曜日 ※5月1日、6月26日は18時まで開館 |