Persikkan Aarrearkku

きょうだい児

今日は家で1日ゆっくり過ごして
ずっと観たかったドラマを観ました。

それは数年前に放送された、二宮和也が主演の『マラソン』です。
ずっとみたかったって言っても、放送当時私はオンエアでみたんです。
でも、苦しくて苦しくてもう一度見る気になれなかった。でも、すごく胸が動いたからいつかみたいと思ってました。

ドラマの感想は次に書くとして、
なんでそんなに苦しかったかってことを書きたくて。
それは私がきょうだい児だから。
カテゴライズは嫌いで、兄弟のことを何かの枠にくくりたくはない、自分自身のことだって。
でも、きっと私は世にいうきょうだい児です。

だから、田中美佐子が演じる母の姿が、
言葉一つ一つが自分の母親と重なり胸が苦しかった。私や兄弟が生まれて来なかったら、母親はもっと幸せに生きていたのかな、子供の頃の私はそんなことを考えたりもしました。
子育てに手がかかって苦しんで綺麗事じゃ済まない毎日を送って、
それでも息子のお弁当にメッセージを入れて毎日渡す母親が、その愛情が
みてると苦しくて苦しくて仕方なかった。

私は小さい頃から、できるだけ両親の手をかけないようにと、そう思って暮らしてきたようです。自分でそんなこと意識的に思ってなかったけど、今日、ふと新社会人になる前日の日のことを思い出しました。
入社式の前日、私は胃腸炎で東京のとある駅で救急車で運ばれました。
ご家族に連絡を取るので連絡先を教えてください、そう隊員さんに言われた時、
私は吐きながら、「それはやめてください。」と言いました。
「うちはいろいろ大変なので、これくらいなら吐き気が落ち着けば私1人で帰れます。
だから家には連絡しないでもらえますか。」
隊員さんにはそれはだめだといわれしぶしぶ連絡した後、あーー彼氏か旦那かいればよかった、そしたらこんなことにならなかつたのに...なんて思って笑

結局、でも今も同じ。
涙を流したい時、弱音を吐きたい時、
両親が近くにいないことが逆に安心したりもします。
両親は自分のことを理解してくれない、なんて反抗してた時期もあったけれど
もしかしたら、小さい頃からそうやって自分から両親と距離をおいてきたのだから
そんなふうになってしまっても仕方なかった、というか私の行動が原因だったりもするのかもしれない、なんて思います。

取り止めもなく書いてしまったけど...笑
次はドラマの内容の感想をたくさんかこ!
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