さて、
起業するにあたって考えた事は、
① まずは、一人でスタートでき、
完結できる仕事。
⇒ 利益を追求して、
組織を大きくするつもりも無いし、
その能力も有るとは、思えないし。
② 設備投資にあまりお金を掛けないでも
出来る仕事。
⇒ 投資出来る資金が十分にはないし。
➂ 人(特に弱者)のためになる仕事
⇒ 今までの生き方への反省。
・「今だけ、金だけ、自分だけ」からの卒業
(出来るかな⁉)
・「少しは良いことも出来た」と自分で喜びたい。
こんなことを考えながら仕事を模索し始めました。
はるか昔に大学を出てから、幾つかの転職後に
いろんなめぐり合わせ(合縁奇縁)があり、福祉の仕事に就く
ことになりました。
それまで、
福祉の仕事とは全く関係のない業界で
何十年も働いて来ましたが、
何故か・・・。
この業界で定年を迎えることになりました。
我が子(長男)を7歳の時に病気で亡くしたことも、
遠因にはなっているのでしょうか?
(亡くなる時には、重度の障害児となっていました。)
福祉の仕事を続けるうちに、
障害を持つ方や、
障害児を育てているご家族のために、
ほんのわずかな、ささやかな、
力になれたかもしれないと思える時、
その時だけは、
心が明るくなれることに気づきました。
何かの本で、「働く」とは、
「他 :ハタ」を「楽 :ラク」にすることだと、
「ハタ・ラク」
そう教わりましたが、
他(ハタ)を楽(ラク)にするように動けば、
なぜか、自分も楽しくなることに
いつからか、気が付きました。
ひょっとしたら人間は本来、
そんな風に作られているのかも
知れないと感じ始めているぐらいです。
ですから、
新しい仕事もやはりこの分野で
何か出来ないかなぁ〜ッと。
障害福祉サービス事業の中で、
居宅介護と呼ばれる事業であれば、
過去に指定登録を受けるための
書類作成等の経験がありますので、
難しくはありません。
一番手っ取り早い方法ではあります。
但し、事業を開始するには、
① 管轄行庁(都道府県や市町村)から
事業所としての「指定」を受ける必要がある。
② 業種別ごとにそれぞれ必要となる要件
(人員要件も)がある。
つまり、一人ではスタートできないのです。
残念。😖
それならば、行政から「指定」を受けなくても出来る
サービスは・・・、
と考えました。
そう言えば、過去に、
高齢者や障害者から依頼されたことも、
公共サービスのため、手伝う事を禁止されていて、
「それは出来ません。」と
断ったことが何度もありました。
申し訳ないと思いながら。
だったら、
今度は、その手伝いを一人で始めたら、
良いではないか〜!!
そう思い立ちました。
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