定年退職後に起業してみたら・・・

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無用の用 ②

2020-03-19 16:41:21 | 日記
 さて、
 
 起業するにあたって考えた事は、
 
① まずは、一人でスタートでき、
      完結できる仕事。 
 
  ⇒ 利益を追求して、
    組織を大きくするつもりも無いし、
    その能力も有るとは、思えないし。
 
 
② 設備投資にあまりお金を掛けないでも
          出来る仕事。
 
  ⇒ 投資出来る資金が十分にはないし。
 
 
➂ 人(特に弱者)のためになる仕事
 
  ⇒ 今までの生き方への反省。
  ・「今だけ、金だけ、自分だけ」からの卒業
        (出来るかな⁉) 
  
  ・「少しは良いことも出来た」と自分で喜びたい。
 
 
こんなことを考えながら仕事を模索し始めました。
 
 
はるか昔に大学を出てから、幾つかの転職後に
いろんなめぐり合わせ(合縁奇縁)があり、福祉の仕事に就く
ことになりました。
  
 
それまで、
福祉の仕事とは全く関係のない業界で
何十年も働いて来ましたが、
 
何故か・・・。
 
この業界で定年を迎えることになりました。
 
 
我が子(長男)を7歳の時に病気で亡くしたことも、
遠因にはなっているのでしょうか?
(亡くなる時には、重度の障害児となっていました。)
 
 
福祉の仕事を続けるうちに、
 
障害を持つ方や、
障害児を育てているご家族のために、
 
ほんのわずかな、ささやかな、
 
力になれたかもしれないと思える時、
  
その時だけは、 
 
心が明るくなれることに気づきました。
 
 
何かの本で、「働く」とは、
 
「他 :ハタ」を「楽 :ラク」にすることだと、
    
  「ハタ・ラク」
 
そう教わりましたが、
 
他(ハタ)を楽(ラク)にするように動けば、
 
なぜか、自分も楽しくなることに
 
いつからか、気が付きました。
 
ひょっとしたら人間は本来、
そんな風に作られているのかも
知れないと感じ始めているぐらいです。
 
ですから、

新しい仕事もやはりこの分野で
何か出来ないかなぁ〜ッと。
   
 
障害福祉サービス事業の中で、
居宅介護と呼ばれる事業であれば、 

過去に指定登録を受けるための
書類作成等の経験がありますので、
難しくはありません。
 
 
一番手っ取り早い方法ではあります。
 
 
但し、事業を開始するには、
   
① 管轄行庁(都道府県や市町村)から
  事業所としての「指定」を受ける必要がある。
 
 
② 業種別ごとにそれぞれ必要となる要件
        (人員要件も)がある。
 
 
つまり、一人ではスタートできないのです。 


 残念。😖 
 
 
それならば、行政から「指定」を受けなくても出来る
サービスは・・・、
 
と考えました。
 
 
そう言えば、過去に、
   
高齢者や障害者から依頼されたことも、
  
公共サービスのため、手伝う事を禁止されていて、
  
「それは出来ません。」と
 
断ったことが何度もありました。
 
申し訳ないと思いながら。
 
だったら、
 
今度は、その手伝いを一人で始めたら、
 
良いではないか〜!!
 
 
そう思い立ちました。


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