…と言う言葉が浮かんだのは。
義母を実家に送って行く途中で立ち寄った
スーパーでのこと。
私の愚痴の吐口になってくれていた夫だが
本来、気遣いのできる優しい人。
自分の親の悪口を毎日聞かされたのでは
限界も来るわな。
…そうなることは、予測していたので
ほどほどにしないと〜とは思っていた。
だけど、この一週間でメンタル崩壊したので
歯止めは効かず。
日々の出来事はネタ風にちょいちょい報告していた。
たとえば
「今日の服、似てない？」と言えば
真似ばかりする義母が、私の今日の服を見て
着替えたのだと察して笑い飛ばしてくれる。
（義母の真似っこには心底辟易。
…悪いことではないのだけれど）
馴染みのスーパーで買い物をする姿は、
昨日までのヨボヨボした雰囲気とはまるで違い
勝手知ったる庭のごと、
カートを押すスピードもなかなかのもの。
うちから戻る時のお買い物では
うちで出された同じものを買う、のが笑える。
前回は納豆とべったら漬けと刻みめかぶを買ってたし！
それ、昨日食べたものですよ〜と
言いたいのを毎回我慢していた。
なのでつい、
あじの干物に手を伸ばしながら
「今朝食べた魚…あじ？」と義母が聞いてきた時には
「あじですよ。」と答えつつ
「んだよねえ。」とカゴに入れたのを見て
「別のお魚はどうですか？
今朝あじ食べたから。」なんて言っちゃって
（…これが夫には意地悪に聞こえたのかもしれない）
「んでない、今日食べなくとも。2、3日持つから。」
と言う義母に
「そうですね、冷凍もできるし。」と同調した私に被せるように
「干物でしょ、全然違うから！」と夫の声が飛んできた。
「今朝のは、味醂干しみたいなのだったしね。」
と私が言うと
「味醂干しと干物、全然違うから。」
とやや強く言われ、少し凹んだ。
今朝食べたから別な魚にしたら、という提案は
意地悪なの？
その後、義母の買い物カゴに白菜の浅漬けも発見。
これも前日食卓に出した。
「この白菜、るかさん漬けたの？」と聞かれたので
「買ってきました。」
と答えると
「ああそう、買ってきたのね。
…美味しい。…漬け物。」
と、義母が言った。
正直、私には
そんなに美味しい漬け物ではなかった。
味付けもなんか甘い風味がするし
ユズも微妙で味も薄いし。
私の漬けたキュウリの三五八漬けは
ひとことも褒めずに食べていたのに、
買ってきたと聞いてから「美味しい」なんて！
そっちの方が意地悪じゃないですか？
（ハイわかってます、被害妄想）
それから、F美さんが持ってきてくれた
菊の入った松前漬けみたいなやつも
「美味しい」と言いながら食べた。
（これは本当に美味しいので異論なし）
食事の時、滅多に褒めない義母だけど
やっぱり美味しくないからなのかなあ、、、
お料理は、下手ではないと思う。
嫌いでもないし。
毎日栄養バランスも考えて、食材を工夫して
三食なるべく手作りしていたつもり。
私には美味しい食事だったけど、
お口に合わないのは仕方ない。
一週間ずっと一緒にいて
愚痴も飽和状態だった私に比べて、
金曜の夜に帰ってきた夫が義母に優しく接するのを見て
なかなか優しく出来なくなっている自分を反省したが
実家に着いて、
夫がキッチンの模様替えをしていると
義母が何かと口を出してきて
「わかったから！今やるから待ってて！」と
声を荒げるのを見て、にやり。
ほーらね、一日持たないじゃん（笑）
ずっと一緒にいたらこうなるんだよ。
帰りの車の中で、今書いたことを全部話した。
ブログのタイトルにしようと決めていた
言葉を聞いて
「何言ってんのー、
いつも君の味方だよー。」と、彼が言った。
そうだね、確かに。
時々、刺さるけどね。
「今夜はサモサで飲もう。」と彼が言うから
速攻でご機嫌直った。
これからもよろしくね。
なるべく頑張るけど、また挫けそうだよ。
