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工業用刃物10の秘密  2021年7月A・CONNECT・CORPORATION

2021-07-14 13:18:13 | 粉砕刃 破砕刃 回転刃 固定刃 工業用刃

粉砕刃 破砕刃 回転刃 固定刃 多軸カッター

シュレッダー 刃)に関する10の秘密                                  

 

1.数の原理

  大量生産品すなわち、多くのユーザー様に利用され

  ている刃物は、小ロットでも安価に購入可能です。

  通常は、100個を超えると価格が下がりますが、

  多くの在庫を必要とする刃物、特に回転刃は安価と

  なります。

 

2.材料指定による価格差

  通常 SKD11、SKH51、超硬QCM8、SK材、SCM440は、通常原材料

  として在庫がございます。ところが、小ロットの場合、DC53やSKD61より

       QCM8の製品が安価になる場合もあります。

  原材料と、ロット数によっては、原材料を変更することが有利となることがあります。

 

3..硬度による問題

  SKD11で、通常の硬度より低い硬度指定の場合、その御注文の刃物のみ焼入れする

  必要がある場合、焼入れ炉の占有により高額となる場合があります。

 

4.時期による問題A

  大量生産中(多量に同じ刃物の受注をいただき生産しているとき)たまたま、同一品の

  御注文をいただいた場合、特別価格となる場合があります。

5.時期による問題B

  焼入れ炉の順場待ちで、往々にして通常鋼材の焼入れを優先いたします。そのため、

  SK材等の御注文の場合、通常より長い生産日数となります。

 

6.同じような製品でも価格が、製造会社または、販売会社により異なる理由

  A. 材料の問題

           例 SKD11の場合 日本製か中国製か

  B. 日本国内生産品か、輸入品か

        海外製SKD11の成分は、国内製成分と異なる場合があります。

  C.全面研摩をしているかどうか。

 

7.納期による価格差

 

  納期による価格差をつけないように弊社は、努力しておりますが、極端に短い納期の

  場合は、価格が上がる場合があります。

  又、納期を長くいただける場合、価格が下がる場合もございます。

 

8.表面処理の問題

  外見上は、同一に見える刃物(特に固定刃、多軸カッター)において表面に窒化処理を

  ほどこしている場合などは、外観とは異なり価格が上がる場合があります。

  果たして、表面処理は、本当に必要でしょうか?

 

9.超硬製品の価格

  超硬製品は、超硬素材そのものの価格に左右されます。

  超硬素材は、コバルト・タングステンなどのレアメタルが多く、ほとんど輸入原料に

  頼っております。そのため、為替に左右されれる材料といえます。国産の超硬メーカー

  製造品において前述の為替リスクがありますが、技術的心配がありません。

 

10.鋼材価格の高騰

  現在鋼材価格が高騰しており、時価相場に近い状況です。

  弊社も大量の鋼材在庫を持ちましたが、徐々に在庫が底をついております。

  通常のSKD11は、可能な限り価格維持いたしますが、S45C,S50Cに在庫

  切れをおこしております。

 
 
 
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