想いはいつまでも

ひさしぶりに逢ったあの子は、
昔と全然変わらずに、すごくすごくかわいくて。
いっしょにお茶した時間はあっという間。

そして、また逢えた時。
彼女がまた目の前にいる。 それはすごくうれしいこと。
俺の気持ちは、アノ時からから残ったまま。それが消えたわけではなくて。

だけど、そこにあるのは時間の流れ。
どんなに思っても、もう恋愛になることはなくて。
「仲のいい友達」みたいな不思議な状態。

どんなに一緒にいても、何も変わらない。
時間が巻き戻るわけもなく、すごくもどかしい時間。

いくら話をしていても、何の不快感も感じずに、いつまでも二人で話をしていられる。
昔と同じように、明け方までずっと話をしていることができる。
こんなに長時間ゆったり話をしていられるのは、この子だけ。

だけど。
だけど。
このよみがえる気持ちは、もう想い出の揺り返し。