おみなえし〔をみなへし〕【女=郎=花】
1 オミナエシ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約一メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしよう)といい、利尿剤とする。おみなめし。《季 秋》「ひょろひょろと猶露けしや―/芭蕉」
1 オミナエシ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約一メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしよう)といい、利尿剤とする。おみなめし。《季 秋》「ひょろひょろと猶露けしや―/芭蕉」
【×撫子・瞿=麦】
ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約五〇センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ。《季 夏》「―や片陰できし夕薬師/一茶」
ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約五〇センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ。《季 夏》「―や片陰できし夕薬師/一茶」