小鳥が二羽かごの中から外へ...
お天気も良かったから飛び出したよう
小鳥たちはもう一羽の小鳥のところへ...
もう一羽の小鳥は二羽がくるなり喜んで羽根をパタパタ...
まるで家族みたいにチュンチュンと三羽は戯れる
小さい小鳥に一羽がエサを与え世話をする
もう一羽はそれをみながら羽根を休める
そうして
食べたり 休んだり くっついて癒しあいこして
二羽がまた動きだす...
それにつられるかのようにもう一羽が目覚める
小鳥がかごへ帰るのか...
帰りたくないというように小鳥がもう一度くる
もう一羽も
悲しい...さみしい...とすり寄る
心がキュンキュンしてくる
どれくらい時間がたったのか
きっと長いようで短い時間だったのかもしれない
こうして二羽はまたかごへ戻った...
もう一羽の小鳥が振り向きながら去る姿を
もう一羽の小鳥がチョンチョンと追いかけた
そして二羽はスリスリしあった
まるで離れるのが辛い…というように。
でも仕方ないというように…
そして一羽の小鳥が飛んでいくのを
もう一羽が見送るように見ていた...
なんだか
切ないけど...
なんだか心が
ほっこりもする...
そんな感じでした...