シルバー・バーチの霊訓

シルバー・バーチ
私の学びと支え

人のために尽くしている中でこそ得られるのです

2025-01-31 10:21:41 | スピリチュアル
三章 生きがいある人生を送るには
  
 われわれ一同は神の道具です。神の道具として役立つということは光栄なことです。人の為に役立つことをすることほど立派な宗教的行為はありません。それこそが霊の正貨(コイン)です。人のために自分を役立てることは崇高なことです。

 それは人の生活を豊かにすると同時に自分の生活をも豊かにします。また、この世には自分のことを思ってくれる者はいないと思い込んでいる人々に慰めをもたらします。

 人のために役立っていると思う時、私たちは心の奥に安らぎと静けさと満足感を覚えます。宇宙の絶対的な支配力への全幅の信頼、神へ向けて一歩また一歩近づかんとする努力の支えとなる堅忍不抜さは、人のために尽くしている中でこそ得られるのです。


シルバー・バーチ

地上には人間が思い煩う必要のあることは何一つありません。

2025-01-30 17:28:42 | スピリチュアル
霊的知識を手にした者は常に光の中に生き、明日を思い煩うことがあってはなりません。

地上には人間が思い煩う必要のあることは何一つありません。

あなたの内部には霊的兵器───非常事態や危機に際して活用できる霊的資質が宿されているのです。

その潜在力を呼び起こし、待機している霊に訴えれば、解決できない問題は何一つありません。


シルバー・バーチ



霊界という本来の住処へ戻ってからの生活のために備えた発達と開発をするのです

2025-01-30 15:43:18 | スピリチュアル
そもそも人間は死んでから霊となるのではなくて、もともと霊であるものが地上へ肉体をまとって誕生し、その束の間の生活のためではなく、霊界という本来の住処へ戻ってからの生活のために備えた発達と開発をするのですから、死後も生き続けて当たり前なのです。

元の出発点へ帰るということであり、地上のものは地上に残して、宇宙の大機構の中であなたなりの役目を果たすために、霊界でそのまま生き続けるのです。


シルバー・バーチ

人生の浮き沈みというものに直面しないわけにはまいりません

2025-01-30 01:50:23 | スピリチュアル
地上的環境の中に置かれている以上あなた方は、地上ならではのさまざまな条件が生み出す幸福の絶頂と不幸のドン底、いわゆる人生の浮き沈みというものに直面しないわけにはまいりません。

しかし、そこにこそ皆さんが地上に生を受けた意味があるのです。つまりそうしたさまざまな浮き沈みの体験が皆さんの霊、真実の自我に潜在する資質を顕現させることになるのです。困難と逆境とに遭遇してはじめて発揮されるものなのです。
 
魂が真の自我に目覚めるのは太陽が光り輝いている時ではありません。バラ色の人生の中では霊性は発揮されません。

危機、挑戦、困難、障害、妨害の中にあってこそ発揮されるのです。それが魂に潜在する神性を自覚する唯一の触媒を提供してくれるのです。


シルバー・バーチ

利己的な祈りは時間と言葉と精神的エネルギーのムダ使いをしているに過ぎません

2025-01-28 22:43:22 | スピリチュアル
利己的な祈りは時間と言葉と精神的エネルギーのムダ使いをしているに過ぎません。

それらには何の効力もないからです。何の結果も生み出しません。

が、自分をよりいっそう役立てたいという真摯な願いから、改めるべき自己の欠点、克服すべき弱点、超えるべき限界を見つめるための祈りであれば、その時の高められた波長を通して力と励ましと決意を授かり、祈りが本来の効用を発揮したことになります。


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