あいちゃん日記

あいちゃん日記です

年をとったなって思う瞬間は年末の音楽番組

2020-02-09 00:15:07 | 日記
最近、ネットで音楽や映画の感想なんかをよく見てます。

いつからでしょうか。
年末に自分が年を取ったと感じるようになったのは…
20代前半までの年末はバタバタしながらも遊んでそれなりに過ごしていましたが
30歳目前となると年末の音楽番組で懐かしのあの頃と題して自分が学生の頃に流行っていた曲が流れるとしみじみとするようになりました。
特にEXILEが流れると懐かしく感じます。
学生時代に付き合った彼女を思い出したりすることがほとんどですね…
一緒にイヤホンを片耳ずつ付けて寒い中の公園でEXILEのバラードを聴いて手を繋いだり…
恥ずかしい思い出がいっぱいです。
それと同時に人生で初めて夢を追いかけた時でもありました。
EXILEに憧れて歌手になりたいという夢でした。
ただ自分の場合は、歌を歌うのが好きとか周りの人に聞いてもらいたいとかいう感情はありませんでした。
その頃はただただEXILEに会いたいとか、一緒のステージに立って歌いたいとかしか思ってなかったですね。
どうしても憧れの存在の近くに居たいという気持ちしかなかったです。
ただその夢を追う間に、夢を追う辛さや大変さに気付いたりしましたし、同じ夢を持った人たちが大勢いることも知れました。
自分は歌が上手い訳ではありませんでしたので尚更周りの人が歌って上手いときに挫折に近いような経験もしました。
今になると本当に貴重な経験だったと思います。
テレビでみる憧れの存在は夢に向かって惜しみなく努力していて、
同じように挫折をしたりして、
それでも努力をしてあのステージに立っているんだなって考えると
やっぱりあの人達は凄いなって若いながら感じていたことを思い出しました。


今は実際自分がやりたい仕事をしている訳ではないし
あの頃みたいにアグレッシブにチャレンジできているかと言われるとそうでないかもしれません。
自分も大人になってそれなりに仕事をすれば満足できるようになってしまっていました。
でもやっぱりEXILEという存在を見て思い出すのはあの頃の甘酸っぱい記憶であり、夢を追いかけて努力していた自分でした。
やはり甘酸っぱい記憶にしても夢を追いかけていたことにしても
あのときこうしておけばよかったなとか
なんでこんなことしてしまったのかなっていう後悔がついてきます。


そんなことを思い出しながら今の自分を見つめ直すと
そうした苦い経験をしていっぱい後悔をした結果、今の自分がいて大人になっていってるんだなと思います。


誰だって忘れられない思い出の1つや2つあるでしょう。
音楽はそれを瞬時に思い出させてくれます。
今の仕事に活かせる気持ちを呼び起こしてくれるのなら嬉しいことですが
たいていは昔の彼女が先に思い出されます…
そして大抵はあの子と結婚してたらなーとか
何してるんかなーとか
同窓会行っても会いづらいなーとか
余計な事ばっかり考えてしまいます。


これも男の性なんでしょう。


嫁にバレたら怒られそうなんで全然話しませんが
毎年、年末の音楽番組を見て酒を飲みながらしみじみ若い頃を思い出しています。



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