ヤクザ映画の 看板に 夢は夜ひらく


三上 寛 オリジナル 「夢は夜ひらく」 の2番の歌詞です。
有名なのは、宇多田ヒカルの母親である藤圭子が歌った
「圭子の夢は夜ひらく」ですが、ギター片手によく唄っていた
のは、むしろこっちの方かな。
七に二をたしゃ九になるが 九になりゃまだまだ いい方で
四に四をたしても 苦になって 夢は夜ひらく


知りませんでしたが、この歌は、最近まで発売禁止となって
いたようなのです。
せっかくですので、前掲での 5号 からの指摘 & 助言を
参考にして 「~ようなのです」 と無難な表記にしてみました。
意味不明だと思いますので

「きっと、そうだ~うぃん」 をお読みください。
さて、件の歌の発禁は解かれて、
どうやら復刻をしたようではありますが … (正直 自信なし)
3,4番の歌詞が不味(まず)かったのでしょうか

なんてこともない他愛もない内容なのですが…。
三上 寛 は
言いたい放題で放送禁止用語など、お構いなしですから、
万事 「やんぬるかな」 の領域ですかね。
俺たちのすぐ上の世代にあたる先輩たちの時代(全共闘)
が、まさに、それで … 文学的に表現すれば、青い春の嵐
(学園闘争=学生運動)が吹き荒(すさ)ぶ青春時代だった
のかなぁ。
とにかくも、彼らは燃えていた、社会変革を夢見て活動し
、一旦は国家権力に屈しながらも、その後の高度成長期を
馬車馬の如くに走り抜けて、戦後の一時代を切り開いた
(経済大国日本の牽引車となった)ことは確かなのです。
ちなみに、俺たちの世代を大雑把に年代分けすると…
戦中派世代 団塊の世代 ポスト団塊
焼け跡世代 全共闘世代 しらけ世代
1935年~1941年


詳しく言えば、戦中生まれの世代のうち太平洋戦争の開戦
となった真珠湾攻撃以降に生まれた世代(1942年~1946年)
と団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が、全共闘世代に
あたります。
俺たちは、そのすぐあとの世代で学生運動の末期に大学
に入学したわけで在学中に学生運動が沈静化してしまった
ので、全共闘世代に含まれる奴とハシゴを外されたかたち
というか、もともとの ノンポリ のしらけ世代にはいる奴とに
分かれます。

もちろん、俺はノンポリで政治などにはまったく関心はなく
、我が世の青い春を謳歌・満喫していたわけです。
だから、
俺にとっては、あした(彼女とデートをする日)の天気の方
がよっぽど気になっていたわけですネ。
どんなにエライ先生方が、ああだこうだと御託を並べても、
所詮は、明日の天気すらわからない。
サルトル マルクス 並べても あしたの天気はわからねえ
2号 の世代から上の 1号 さんを含めたおじさんたち
が、〇〇かぶれ とカッコつけていたのが、サルトル
やマルクス そして、ニーチェなどの哲学者や思想家たち
でした。
「神は死んだ!」 などとキリスト教的倫理を否定した超人
ニーチェは 「…《すべての神々は死んだ。いまやわれわれ
は、超人が生きることを欲する》 …… これがわれわれの
究極の意志であらんことを!」 と言った。 《超人》をして、
かつて存在したナポレオンを引き合いに出したかと思うと、
いまだかつて超人は存在したことがない」 とも言う。
… って、アンタ が 《超人》 だっつうの

とにかく、実に荒唐無稽で 難解 な思想なのです。
だから、
ニーチェのように発狂するまえに卒業したわけです


まっ、2号 の場合は漆(うるし)にかぶれた程度だけど
漆 え(うるせえ)って


まあ、まあ、まあ …
そして、確信 したのです。
雨の降る理屈を科学的にも物理的にも論理的にも見事に
説明できる人よりも、雨の降る日が確実にわかる人の方が
何倍も何十倍も何百倍も優れているということを …。
だって、夢は夜ひらく

流れて消えては堪らない。 晴れた日のままに朝なっても
夢のつづきを見ていたいからね。
と言っても、これがなかなか大変で …
朝めざめ 初めて知るは 化け猫か!
なんてことは日常茶飯事で、ぞっとして夢から覚めるわけ
なのです。
化け猫の 正体みたり 花に蝶 (夜の女)
って、ことですネ。
見果てぬ夢ならぬ、見果てた夢となって、夢は夜ひらき、
朝にはとじることになるのがオチなのです。
そうして結局は、
「発禁本」 や 「ビニ本」 などのお世話になるわけです。
6749 もあり、かつ、1919 の青春、それが発禁処分の
理由だったのでしょか

(6+7+4+9)- (1+9+1+9)= SIX ≒ SEX
三上 寛 の 「夢は夜ひらく」 は、その4番で …
四畳半の アパートで それでも毎日 やるものは
ヌード写真に 飛び散った カルピス ふくことよ


これが、発禁ですか



って、











すでに、禁 を 失っているので雨に濡らして誤魔化そう。
誰か


