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山口県下関市でポルシェ・ボクスターの鍵の閉じ込めの開錠依頼を受けて出張しました

2021-03-16 | 鍵 鍵開け 鍵交換 

ポルシェの鍵の閉じ込め開錠依頼の電話が来たのですが、かなりの遠方で、基本お断りするような場所です。なんでも、対応業者がいないということで、かなり懇願されての依頼となりました。ポルシェボクスターと言う事で、別業者をどうも手配されたようですが、開けれなかったようで、当社への依頼に切り替わったみたいです。全国大手の鍵屋でも結局は開けれないと言う事が判明したのとGoogle検索で上位に出てくるとこも、困ったところへは来てもらえない、または美味しい仕事しかしないと言う裏付けがこれで出来てしまいました。当然下関市内の業者もNGそこで、山口市内の拠点がある当社へ懇願の電話となったようです。長距離を運転しての開錠作業は、手元がどうしても狂いがちなので時間がかかる開錠となります。これは、遠方への出張をしない鍵屋には絶対に分からない感覚ですね。
とりあえず現場に付いて現車確認をしたら、あらま!鍵穴が表にありません(笑)これは面倒だなと思いながらドアノブを引いたらそこへ鍵穴が隠れていました。

しかも、鍵穴は横向きです・・・
これは料金的に合わないやつだと思いながらの作業です
アシスタントの中でも一番安い料金のとこなので仕方ないのですが、中抜きがそれでもひどいですね、これ直受けだと約2倍の料金になります。
なぜそれが分かるるかと言うと、ロードサービスの依頼は各損保会社が直接発注する部分とアシスタンス会社へ依頼する部分があります、そこで、ユーザーが直に損保会社へ依頼要求をかけるのですが、その前に当社へ電話があり、現着したころに損保会社からの電話が依頼者へ入る時間差の関係で損保会社と直接取引をするのですが、そこで、料金の提示が相手側からあります。これが不思議なことに、当社の料金提示よりはるかに高い料金を提示してきます(笑)
びっくりしますよ!!そこで、アシスト系会社の料金はその半額くらいの料金になっています、当然当社の料金提示より低く抑えられています。なので、この会社は国の機関からの監視が付いていて毎年その取引状況をアンケートと言う形で調査が入ります。
ここからが、本題のポルシェ・ボクスターの開錠ですが、上下4本のウェハーで構成されている内溝タイプの鍵が付いています。当然横穴の鍵の開錠用のピックはありますが、練習用に待機所へ置いてきています(笑)これは練習用にと自分で新しくピックを作るように、研究室に置いたままにしておいた自分の責任ですねw なくても開けれるので問題は無いのですが、長距離運転後の開錠なので、目がまず慣れませんし手の感覚が乗車後なのできっちり戻りません、簡単な鍵なら問題は無いのですが、ポルシェのような車はそうそう当たるものでは無いので、ピンがしっかりと見えるようになるまでに少し時間がいります(老眼で見えないとも言う)それにハンドルレバーの中に隠れている鍵穴なのでこれが、常に見えているようにハンドルを持ち上げておく必要があります。特殊な道具を使ってこれを持ち上げて保持しておきます。それからやっと開錠作業に入れます。少しお時間はかかりましたが、問題なく無事に開錠作業完了となりました