雪の公園

雪解けの朝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雪の夜

東京に雪が積もりだした

氷の渓谷５

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

氷の渓谷４

凍っているところは日が当たらず暗い
足場の良いところを選んで三脚を立てる
時間をかけすぎたようで
五段の滝まであと数百メートルというところで
時間がせまってきてしまった
このさき氷が張り出しいくつか難所を越えたが
器材をかついでの歩行は極めて緊張する
時間や体力を考えて引き返す決断をする


市営バス最終便２０分まえに道の駅に到着した
往復ともに自分ひとりしか客はいなかった
山あいの集落を寄りながらゆっくりと進んで行く
途中でサルの集団に出くわした
人里に降りて畑の作物を夢中で食べていた
以前はひっそりと山奥で生活していたに違いない
サルの住んでいたところに
道路をつくり道の駅をつくり観光客が増え
人の食べ物の味を覚えてしまったのだろう
実際むかしサルの集団を見かけたのは
道の駅近くの谷間だった

氷の渓谷３

出発が遅れてしまったため
帰りのバスの最終便を気にしながらの行程になってしまった
ヤマガラとエナガの出迎えを受けルリビタキも登場した
そういえば昔来たときサルのむれが
谷間を移動しているのを見たことがある

氷の渓谷２

氷の渓谷

房総の風景を撮り続けてきたけれど
温暖なため冬の季節感がとても弱い
12月に紅葉を撮ったばかりなのに
一月には菜の花が咲き始めてしまう
いままで撮った写真を並べてみると
冬らしい風景が少ないことに気づく
少し遠くでも雪や氷の風景も撮りたくなった
そして人生３度目の西沢渓谷へ入ることにした
過去の２回は春か秋でハイキング気分だったが
冬の西沢渓谷は谷全体が凍りつき別世界のようだ
冬は凍結して危険なため通行禁止となっている
アイゼンを履いての冬山は年越しの金峰山以来
２５年ぶりくらいになる
電車とバス利用で居眠りをしながら渓谷入り口まで
行けてしまう　とても楽チンだ

むかしと違うのは道路がよく整備され道の駅が
すぐそばに出来ていた　
これではきっと山の環境に影響がでるだろう