今日は、こう君の案内で、裏山にある野毛山動物園を見て、午後は青少年センター、市立図書館を
まわり、一路、中華街を経て山下公園に向かう。途中横浜公園にある横浜スタジアム脇を通って。
大桟橋には、日本丸が横づけしていた。
今年度最後の日 国家予算は民主党の公約である、子ども手当てを引っ込めてようやく成立した。東北関東
大震災の傷跡は深く、どこからどうしてよいのやら全く見当のつけ----よ++-++うがない情況が続いている。
諸外国からは続々と支援の物資や義捐金や応援の手が差し延べられている。嬉しくなと同時に日本は、これまでに
これらの国々にどれだけのことをしてきたのか詳細がわからないだけに申し訳ない気持ちが先に立ってしまう。
福島第一原子力も懸命な復旧活動が行われているが、次から次と難問が発生し、一基だけでも容易でない現場は
パニック状態であろうと思う。
同時に北芝電機時代に東芝の下請けとして原子力の安全管理という仕事を交代ではあるが担当したことがある。
最初,放射線管理区域に足を踏み入れるときの不安感は並ではない。
放射線について、多少なりとも知識をもてたり現場経験を経ていれば,風評に惑わされることなくある程度は
冷静に対応できるであろうが、その経験等のない国民が事故で放射能となれば、その一言だけで怖さが先に
きてしまう。無理のない話しである。
マスコミの報道が放射能が通常の数千倍と誇張して大きな数字を前面に出しての報道で国民の不安をあおり、その
あとに人体への影響はないと言う表現は、いささか配慮に欠けた風評被害原因作りの報道である。
誰もマスコミを批判するものがいないために、国民が不安を抱かなくともすむような咀嚼した報道の仕方を
していない。危機管理以前に危機報道のあり方を研究する必要がある。
今般のことで、この報道の仕方について政府の対応のまずさ、これはいうまでもないが、政府とマスコミとが
風評被害創出の元凶である自覚がない。
野菜農家は言うに及ばず、安全をはや取りして非難を決断せざるを得なかった福島県民が多くいる。
咀嚼し、こくみんの誰でもが理解できるような報道と政府の規制等の見直しを求めたい気持ちである。