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「みつばち文庫」ヤダブ大統領との会談で植樹協力に合意|山田養蜂場|代表・山田英生

2014-11-10 09:03:37 | 高齢社会

~未来の子どもたちへ、豊かな自然を~
ネパールで2,500本の植樹を実施
ヤダブ大統領との会談で植樹協力に合意
ネパール政府の植樹10年政策を、宮脇教授らと共にサポート

株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町 代表・山田英生)は、2014年7月27日(日)から7月31日(木)にかけて、 ネパールにて植樹ツアーを開催し、約2,500本の植樹を実施いたしました。  当社は豊かな自然環境がなければ成り立たない養蜂業が原点の企業です。だからこそ、自然環境を守る使命があると考え、毎年国内外での植樹を行っています。1998年の植樹開始から2013年までで計2,025,278本(国内:125,159本、ネパール:449,791本、中国:1,450,328本)の植樹を行って参りました。

社内にも絵画が飾ってある、田渕隆三先生作、鏡野の桜の風景画とローヤルゼリーキングをヤダブ大統領へ プレゼントいたしました (ネパール大統領府にて)

今年で16回目となるネパールの植樹では、植樹前日の7/29にネパール大統領府にてラム・バラン・ヤダブ大統領と当社代表との面談が実現し、約1時間に渡りネパールの植樹事情などについて会談を行いました。  大統領からは16年間植樹を続けていることへの感謝の言葉を頂きました。元医師であり親日家でもあるヤダブ大統領は、日本の医療にも大変興味を示されており、山田養蜂場の設立の経緯や、当社が目指している予防医学という考えにも大変共感していただきました。  また、ネパール政府が2013年よりスタートした植樹政策「植樹の10年」に協力することにも合意し、今後はネパール政府から提供頂いた植樹場所でも苗木を植えていく計画です。

植樹をする山田養蜂場代表(中央)と宮脇教授(中央左)、 ネパール政府、植樹ボランティアの方々

植樹当日は、昨年に引き続き、植樹活動の第一人者であり 「宮脇式植樹」を提唱する横浜国立大学名誉教授 宮脇昭先生と、同大学名誉教授 藤原一繪先生に同行いただき、世界遺産であり最古のヒンズー寺院「チャングナラヤン寺院」にて、当社社員やボランティア参加者、現地の学生、政府関係者などを含めた総勢約200名で約2,500本の苗木を植えました。また、ネパールの文化や歴史をボランティア参加者にも理解していただくため、孤児院・日本語学校などで現地の方と交流も行いました。   参加者からは、「植樹は漠然と『良いこと』というイメージを持っていたが、宮脇先生の話を聞き実際に苗を植えることで、『木を植えること=命を植え、明日を植えること』という意味が実感できた」植えるということが、こんなにも緻密な作業だとは思っていなかった」といった感想を頂きました。  当社では今後もネパール政府との連携を強化し、来年は約4万本の苗木をネパールで植える予定です。

◇本件に関するお問い合わせ◇ 株式会社 山田養蜂場 文化広報室 関(ts0975@yamada-bee.com) 〒708-0393 岡山県苫田郡鏡野町市場194 TEL:0868-54-1906(月~金 9:00~17:30、土日祝除く) FAX:0868-54-3346  ホームページ:http://www.3838.com

ネパールでの植樹活動の経緯  山田養蜂場の植樹活動は1998年にネパールで開催された国際養蜂会議にさかのぼります。  当社代表の山田英生が会議に出席した際、ネパールでの大量の森林伐採や、それに伴う大規模な土砂崩れが発生している実態を知りました。  私たちは、自分たちで何かできることがないかと考え、まず衣服等の送付を行いました。  しかし、物やお金をただ送るだけの活動は、かえって彼らの自立を妨げることになりかねません。  本当の意味での自立支援活動に繋げたい。 そうした想いから、翌1999年、国際養蜂会議で出会った、カトマンズで日本語学校を営むシャム氏と、700本の植樹を行いました。  通信販売を主軸としている当社では、企業活動を継続していく上で、紙の消費は避けられないのが現状です。当時、社内の紙の使用量を計算したところ、概算で年間1,500トンの紙を使用していることが分かりました。ここから換算して、毎年3,000本以上の木を植えていく必要があると考えました。  2013年からは、植物生態学の権威であり、植樹のスペシャリストである横浜国立大学名誉教授 宮脇昭先生と、同大学名誉教授 藤原一繪先生にご指導いただき、現地の植生に合った木々を植えています。(宮脇式植樹)


 ※宮脇昭先生 プロフィール 1928年、岡山県生まれ。横浜国立大学名誉教授、(財)地球環境戦略研究機関国際生態学センター長。ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学び、世界を舞台に国内外1,700ヶ所以上に、合計4,000万本を超える植樹を行ってきた。その土地本来の樹種「潜在自然植生」に基づく植樹を実践、指導。また東日本大震災を受けて、植樹による緑の堤防づくりを提唱。 1991年 「日本植生誌」の完成で朝日賞受賞 1992年 紫綬褒章受章 2006年 ブループラネット賞受賞 2014年 「第5回 KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り

 ※藤原 一繪先生 プロフィール 1944年生まれ。横浜国立大学卒業。フランス中央研究機関(CNRS)、給費研究員(リール大学)、横浜国立大学環境科学研究センター助手などの経歴をもつ。現在、横浜国立大学名誉教授、横浜市立大学特任教授。宮脇 昭先生と共に国内外での森作りを指導。 著書に「混源植物」「環境問題を考える」(共著)「東南アジアの植物と農林業」(共著)「日本植生誌」全10巻(共著)など

 ※シャム・バハドゥル・ダンゴル氏 (SHYAM BAHADUR DONGOL)プロフィール 1958年8月1日生まれ。トリブバン大学教育学部、地理学部を卒業。 日本語教師協会(JALTAN)2003年12月から2006年3月まで会長。ふるさと日本語学校校長、日本語教師。 ネパール国内における教育普及活動、自然保護活動、学費の資金提供、文房具や衣類を届ける活動、植樹活動など、日本語学校経営からの収入を使い、ボランティアとして様々な活動を行っている。



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