Recording Studio Akima~♪

大好きなギターと大好きなカメラを使って、オリジナルやカバー曲の音楽動画をおもむくままに投稿しています。

夜明けははやい、寝起きは悪い

2016-02-04 | ノンフィクション
早くなった夜明け
遅くなった起床  ガンバ
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夜があける~

2016-02-03 | ノンフィクション
雲が光ってる仕事。
会社の屋上から。
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お腹痛くて、目が覚めて

2016-01-31 | ノンフィクション
やっと落ち着いたので 、今コーンスープを飲み始めたところ。仕事が休みの日には、体調不良になることが多い気がする。きょうは晴れるのかな。多分布団から出れないから、どっちでもいいのだけれども。
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異空間との接触 4    (思いもよらぬ重いもの)

2016-01-19 | ノンフィクション

制作部から芸能部へ移動のあった私が、

チーフ・マネージャーとして、

タレントのレコーディングで、スタジオに詰めていた時のことだ。

新橋。

昭和通りにほど近い川の畔のビル。

普通のビルは、四角形の組み合わせでデザインされているものが多いと思ったが、

そのスタジオ・ビルは、他と違っていた。

その敷地のせいだと思うが、不等辺五角形なのだ。

斬新と云えば聞こえがいいが、何かおちつかない形だなと思った。

 

何故かスタジオのレコーディング・ルームは照明が暗い。

録音の際、アーティストの意識が集中しやすいようにだと思うが

私は、眠くなる。

スケジュールが、きつくて少々寝不足気味だが

今回は、私の担当しているタレントのレコーディングなので、

そうも云ってられない。

 

「打ち合わせ」

と称する雑談のあとタレントは、ガラスで隔てたレコーディング・ルームへ一人で入る、

私たちは、ガラスのこちら側。

ミキサーやコンソール・ボックス、スピーカーが所せましとセッティングされている。

「じゃ、かるく一曲ながしてみようか。」

ディレクターが、コンソールの前から、卓上のマイクでガラス越しに伝える。

いつもの風景だが、このスタジオに来たのは、今日がはじめてだった。

スタジオの外観や中に入った時の感じに、私は何か違和感を覚えていた。

 

何回か声だしをした後、

「じゃ、もう一回、丸々一曲いってみよう」

と、ディレクターがガラス越しに伝えた直後、

オペレーターの前の録音スイッチを鮮やかに、ポンと押した。

「じゃ、本番っていっちゃうと、緊張するからね。」

内緒で録っているのがあたりまえだと云う。

 

照明の関係でタレントから私たちの姿は見えない。

一身に感情移入して唄っている。

あと、何回録ったとしても、これで決まりじゃないかと思える程の良い出来だった。

 

順調に思えたその時、事件は起きた。

モニターから、すすり泣く声がする。

ディレクターとオペレーターが顔を見合す。

一瞬、例のあれが出たのかと、私は思った。

が、しかし

泣いているのは。ガラスの向こうのタレントではないか。

「どおした?」とディレクターの問いかけに、

「肩がものすごく重くて、とても痛いんです。」とスピーカーから声が返る。

「じゃ、一旦休憩にしよう」と私の隣のプロディユーサーが言う。

ディレクターとオペレーターが小声で

「また出ちゃったのかなー・・・」

私には、そう聞こえた。

「何か出るんですか?」と私は、横にいるプロッディユーサーに言った。

「そうかもしれない。怖がるといけないからから彼女には内緒だよ」

私は、ことばを失った。

 

「Aちゃん、ミルクティ好きだったよね。今来るから、それ飲んで一服しよう。」レコード会社の宣伝担当が気遣っている。

私が、「どおした?」とタレントに言うと。

「なんか変なんです。急に肩が重くなって、痛くなって、涙が出てきちゃったんです。

誰かが上から押さえつけてるみたいに感じるんです・・・怖くて一人で入るのは・・・」

「わかった。休憩したらこんどは僕がうしろにいてあげるから、大丈夫だよ!」

と励ましたが、内心びくびくしていた。

 

飲み物を口にして、しばらく雑談をしていたら、いつもの明るく元気な子に戻っていたので、

レコーディングを再開することにした。

 

私はタレントの後ろにいる。

Okのでそうなものが一つ録れているので、安心していた。

そこは、タレントのしているヘッドホンしか音が流れていないので、耳鳴りを感じるほどの静けさだ。

数分後に、それは、私の身にも起こってしまった。

いきなり上から空気全体で、ぐんっと押さえつけられた感じだ。

肩がズキズキして、呼吸が困難になってきた。

 

一通り終わって私の方に振り向いたタレントは、私にしがみ付きながら、

「あのすみに白いものがふわふわしている~」と声をふるわす。

私は、確認もせずタレントの腕をつかみスタジオの重い扉をあけ放ち、

急いでモニタールームへ非難した。

 

 

 

 

あとで聞くと、五角形とか変則的な形をしたビルにはよく霊が出るという。

あのスタジオも、よく出る事で有名だったそうだ。

ただ何故か皆、言いふらさないでいる・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

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異空間との接触 3

2016-01-17 | ノンフィクション

昼休みの社内は、演出家多嶋の話題で持ちきりであった。

夕べの階段の怪談。

そんなタイトルまでついていた。

多嶋は夕べの出来事を、面白おかしく怖く、話を盛っていたのだ。

演出はお手の物だった。

触発された私は、先日のトイレの出来事を皆に話して聞かせた。

さらに話題はエスカレートしていった。

妙な出来事に遭遇したと云う話が、つぎつぎと出てきたのだ。

「みんなで、もう一度確かめてみよう」

と云う事になった。

劇団の稽古が終わり、夜の9時になった。

「そんなことに付き合ってられないよ」

という人は除いて、総勢12人。

ぞろぞろと稽古場へ向かった。

これだけいると怖くない、

がやがやとしながら、稽古場の2階へ上がって行った。

「こんなに騒いでいると、出るものも出ないんじゃないの」

誰かが言った。

唇に人差し指を縦に当てて

互いに「シー・シー」・・・・・・・よやりあう。

2階のトイレを通り過ぎ、足を忍ばせ一番奥の稽古場へ入った。

「いつ出るの」

蕎麦の出前じゃないんだから「今出ました」とはいかないよ

皆、口々になにやら言葉を発する。

又騒がしくなっていた。どのくらい時間がすぎた時だったか、

一斉にしづまりかえった。

トイレの水洗の音が聞こえたのだ。

小声でそれぞれが、「お前最初に見に行けよ」

と言い合っていた。

同僚のひとりが「じゃ、俺が見てくるよ」と言ったのにもかかわらず、

私の腕を取り、背中を押して私を盾にして稽古場から出ようとしたのだ。

「ちょっと待って待って」

私はすばやく、体制を入れ替えた。

すると、再びトイレから水を流す音が聞こえてきたのだ。

たったそれだけで、全員が背中を押しあう混乱状態になった。

 

「みんなで見に行こうって言ったんだから、みんなでいこうよ」

一塊と化した怖がりの集団は、恐る恐るトイレに近づく。

その時トイレからドアの音が聞こえた。

皆は、口々に何かを叫びながら奥の稽古場へ舞い戻った。

・・・・・・・・・・・・・・息が整うまで恐怖でひきつった笑顔で、ごまかしあった。

「小西はどこだ?」

誰かが言った。

互いの顔を確認したが、小西は居なかった。

「やっぱ、帰ろうよもう・・・」

 

階段から転げ落ちるように逃げていた小西は、下の道から私たちのいる稽古場の窓に向かって。

小石を投げた。

カチッといって小石は弾かれたが、中にいる私たちはさらに震え上がった。

 

小声で

「お~い・お~い」

と窓の外から小西の声がする。

ひとりの同僚がそれに気づいて、窓を開けると、

小西が、窓のわきの電柱を指さして手招きをしていた。

窓を開けた同僚は、

「此処から逃げようよ、電柱伝って降りれるよ」

と皆に向き直ったその時、

またも、トイレから水洗の音がしてきた。

私たちは一斉に窓に駆け寄り

「危ない・危ない」と言いつつ我先にと窓から電柱へ・・・・・・・・

 

結局トイレの怪談、階段の怪談は、何も解決しなかった。

 

みんな、こんな腰抜けでよいのだろうか。

 

つづく

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Guitar

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