目指せ!収入アップ

介護士がやりがいを持って働くために

老人保健施設の職種と待遇

2022-08-24 07:45:05 | 資格

老人保健施設で働くスタッフは、看護師、介護福祉士、ヘルパー、無資格者にわけることができる。
資格はそれぞれに異なるが、老人保健施設で行われる仕事といえば、決まっていることも多いので、医療的なケアはできないが、介護的なことは無資格者でも行うことができる。
つまり、資格によりあまり仕事に変わりはないということになる。
ただし、看護師は別だ。
看護師は専門性を持つ国家資格なので、内服管理をしたり、床ずれのある患者のケア、またカンファレンスの参加など、医療的な視点から利用者をサポートしていく役割を担うという専門性が重視される仕事なのである。
一方で介護福祉士やヘルパー、無資格者は、日常生活を送ることができるようにサポートをする。
つまり、足りないところを補う介護をするのである。
以上のような働きから、看護師という職種は、専門性が高い分ほかの職種に比べ給料が良いという点が注目される。
反対に介護福祉士、ヘルパー、無資格者は同じような仕事をするので給料は同じかというとそうではない。
それぞれに役職手当というものが付くので、給料に当然差が出てくる。
介護の現場は、仕事がハードながら職種によって給料の差があり、不公平さを感じ離職する人は後を絶たない。
少し大変でもあるが、介護職を継続する、専門性を高める、そして給料アップを狙うためには、少しでも勉強して更なる資格の取得を目指すことが先決といえる。
そうすれば、働いたことに対する報酬に納得できるのではないだろうか。