JFA茨城つくば大会を振り返る！

大会前日の金曜日、突然体調不良になった私。
途中下車しつつ、這うようにして家に帰り熱を計ると38℃。
平熱が低い私にしては大ピンチ。
『明日はトモさん１人で参戦してくれないかなぁ…』と思いながら寝ていたんだけど、
私の熱が下がらなければ、大会はキャンセルする…と
ならば、気合で下げるしかないと薬を飲んで寝る。
それしか方法がないのでとにかく寝た
翌朝、体温を計ると37.5℃
これではトモさん、キャンセルすると言うと思い、
高く数値が出ないように計ってみると、なんとか36.9℃。
体温計をトモさんに見せ、渋々了解を得て大会へ行く事に
出発したものの、寒いしお腹は痛いし身体に力は入らないし、最悪のコンディション。
それでもアリへいの頑張りを見ているうちに少しずつ元気になり、
クリスマスケーキを配ったり、えっちゃんが持って来てくれた
チキンのトマト煮なんかを食べたりして
夕方には声を出して応援出来るぐらいに元気になりました。

で、大会。

初日のAlliechaは１Ｒの１投目で全てが終わったカンジ。
気合が入りすぎてディスクがガクンと上がって急降下
タープに戻ってチョボスさんからも
『誰があんな高いディスク投げてるのかと思ったら、トモさんだった～(爆)
　１投目なんて、様子見ながら投げればいいんだよ』と言われる。
そうだそうだ～
２投目以降は無難に納めたけど、高得点が続出する中、足元にも及ばず。
２Ｒは向かい風も少しあり、全投キャッチするも得点伸びず。
この日もAlliechaが輝く姿を見ることが出来ませんでした
でもこの１Ｒの１投目が後々大きな結果を残す事になるんだな…面白い


初日はもう１頭いたっけ　先週のヒーロー、へいろーくん
公式小型とただの小型犬大会に参加。

公式小型は１Ｒ目、１投、２投といいカンジでディスクも飛び、キャッチも成功
しかも１つはロングエリアまで行った
先週の再現かと期待した３投目。
大量の唾液でヌルヌルになったディスクに、さすがのトモさんも勝てず
へいろーには難しい高さにディスクが飛んでいく
もちろんキャッチできず
２Ｒ目は１投目はキャッチしたものの、２投目は追いつけず、３投目は弾き
トモさんは戻ってきたへいろーに
『ど下手』と怒り、ラインズマンには爆笑され
本来の力を存分に発揮した１戦となりました。

小型犬大会は、１Ｒ目、投げる私が手に力は入らない、身体は回らない、で絶不調
それでもなんとか１キャッチで次へ繋ぎました。
で、２Ｒ目。
コートを脱げるまで回復したのでスローもコート内に収まりへいろー３キャッチ。
優勝させていただきました。

この日はクリスマス杯のトライアルボールがあり、
200円とお手ごろなエントリー費だったため、40チーム以上のエントリー
我チームもAlliechaがトモさんと、へいろーがにぃちゃんと参加しました。
トモさんは５位で飛び賞をもらったのだけど、
私は密かに“運が向いて来たのかな…”なんて感じたりしました



そして２日目。
へいろーは前日、にぃちゃん達が連れ帰ったので、Alliechaだけの参戦

１Ｒ目、何度も何度もトモさんに
『昨日、チョボスさんから言われたように１投目は様子見だからね！』と言う。
トモさんも納得して、１投目はミドルで様子見。
調子の悪い時のトモさんなら
『何だ、ミドルまでしか飛ばないのかよ』
とか思うのだけど、この日は違ったらしい。
しかも５投できて１Ｒを最高得点で折り返した。
試合を見ていたある選手からも
『投げ出しを0.1秒早くしたからAlliechaのスピードが生きて良かった』と言われたりした。
投げ出しを早くしたつもりはなかったけど、そういえばそうなっていたのかも
これまではAlliechaがヒート明けで追えなかったから、
少しでも投げ出しを遅くして追いつくようにとしていたんだけど、
切り替え時が来ていたのか？
色々と勉強になるねぇ～
２Ｒ目はとにかく決勝に残れるようにと無理せず繋ぐディスクを心がけたとの事。
作戦通り事が運び今回も５投５キャッチ。
なんとか決勝に残れた
シリーズ戦の決勝だなんて、２月の富士川大会以来じゃないかな

決勝までの時間、速報にも書いたように、空いていたＢコートでの投練に付き合った。
コントロールを重視して投げるトモさんのディスクは、キレイに真っ直ぐ飛んでは来るけれど、
距離が伸びず、トモさんらしい軌道のディスクではなかった
決勝ラウンドで盛り上がるには『んん？』と思ってしまいそうな普通のディスク。
トモさんの代名詞とも言えるハイザーには絶対の自信が持てないので、
無難な投げ方でゲームを作ろうと…　　攻めと言うよりは、守りの体制。　　
滅多にある決勝じゃないし、それもありかな、と一応納得

タープに戻ると、チョボスさんから
『どう、トモさんは？クリスマスプレゼントくれそう？』と声をかけられた。
で、状況を話すと苦笑い。
そして、トモさんに『守るより攻めろ』と言って、
再びトモさんをＢコートへ連れて行き、投練を見てくれた。
隣で投げていた井上さんにも感化され、
決勝ラウンドでは得意のハイザーではなかったけど、ロング４投
Alliechaもそれに応えるような生き生きとした走りで、久しぶりの勝利をもぎ取ってくれた
２人が優勝する姿見たのは去年の六日町以来だぁ～
とても嬉しい

2006年、ご近所の藤代会場から始まった１年。
家庭の事情や仕事が忙しくなったりして練習の時間も減り思うように投げられず、
試合でも苦しみ、もがき続けた１年でした
Alliechaも春のヒートが終わった後、なかなか体力が回復せず、
７月のお誕生日を過ぎると益々体力が落ちたように見え、
もう引退させるべきではないかと何度も何度もトモさんは私に言った。
けど私は、Alliechaはまだこのまま終わるはずがないと言い続け…
今年最後の試合でやっとAlliechaが答えを出してくれたんじゃないかと思う
『アタシはまだまだ走れるわよ～５投だってできちゃうんだから～
　トモしゃん、ＧＯＧＯよ～～～～』と。

私は風邪っぴきで食欲もなかったけど、お祝いしたい気分だったので、
家に帰りトモさんとアリと祝杯をあげました
Alliechaには和牛すき焼き用肩ロースをソテーして、大きいままプレゼント
それはそれは美味しそうに召し上がっておられました。
トモさんには後日、お約束のおビアをプレゼントしてあげるからね～