SPAT

Senior Photographer Atsuo の略

冬富士

2016-03-13 20:59:36 | Weblog
2016年2月中旬、忍野八海、山中湖界隈で富士を眺めた。



忍野八海を歩くと、遊水地があり、人が多く、川辺を歩いた。

川辺は


ここで私は春の気配を感じた。

未だ氷や雪が残り、稲架に雪が残り、富士は雲に隠れていたが、暫くすると晴れた姿が見えた。





山中湖へ移り、別の角度から富士を眺めた。


湖面では水鳥が休み、日傘の積雪からしずくが垂れていた。


富士山は久しぶりだったが、好天気の下では奇麗だが、ハットするような印象を表すのは難しい。





北海道3湖巡り

2016-03-13 11:10:19 | Weblog
28年1月末から大沼公園、支笏湖、然別湖を巡り、函館市内を見物した。


ピンクの雲を纏った北海道駒ヶ岳が奇麗に晴れ上がった空に映えていた。
以前泊まった宿が休業中で、近くのペンションに泊まったが、これが良かった。静かで、きれいな部屋、美味しい食事、窓からは鳥やリスが朝食を採りに来て居た。


大沼公園は沼が全面凍結し、氷を切り出し、2月のフェステイバルに備えていた。
ワカサギ釣り、雪下ろしが見えた。


公園内を歩き、橋の陰が何故か気になった。

次の日支笏湖を目指した。JRへの乗車時、降りる人と乗る人がぶつかり、乗り口を求めて走った。

支笏湖は3湖の中で唯一不凍湖で水辺が見えた。
丁度、氷濤祭が行われており、大勢の人々が集まり、氷の柱、造形を楽しんだ。


海外からの観光客が増え、休暇村のホテルは満杯だった。
翌日、然別湖を目指したが、千歳駅-新得間は多勢の外人客で例年空いている特急列車が満席で一時立つ必要があった。
新得からはホテルのシャトルバスでゆっくりと50分の走行を楽しんだ。
ホテルの前は全面凍結した然別湖で、氷の御殿、温泉、お酒の飲める氷のバーなどがあり、スノーモービルでの湖上走行を行っている人も居た。


今年は雪が少ないと地元の方は言うが、外は流石にキーンと肌を刺すように寒さだ。

曇り空の中、小さな吹雪があり、太陽も顔を覗かせた。

湖上では多くの人々が散策していた。

アンパンマンも居た。


ホテル前のトンネルからバスが飛び出して来た。

ホテルでは外国観光客が多く、従業員も外国人を雇い、彼等と客は話が出来たが、日本人は料理の事を聞いても判らないと言われ、外国に居るような錯覚を覚えた。
翌日、函館まで南千歳から指定席が取れず、グリーン席を確保した。従来と比べ、多いなスーツケースを持つ個人的旅行客が増え、JR車両も再検討する必要がある様に思った。
グリーン車は3席x7列の座席数でゆったりとしていたが、そこまでは必要ないが、現行車両の席数を検討すればもう少しゆとりが出ると思う。
函館は雪がちらつくが、太陽も顔を出す不安定な日だった。

元町界隈は静かだった。

雪の中、車を出すのは難しく、何度か前進、後進を繰り返していた。
学校、教会等キリスト系の建造物が多い。




街中を歩くと雪の降る中、古倉庫が有ったり、蒸気で融雪した道路が黒く見え初め判らなかった。



マンションの部屋別のポストらしいが、今は廃墟と化して居た。

北海道も徐々に変わって行く様でした。










英国旅行

2015-07-10 18:00:43 | Weblog
6月上旬に友人と初めて英国を訪れた。ロンドン、ヒースロー空港からバスでブリストルへ、宿泊。




翌日、早朝ホテル周りを歩いて英国市街を少し見た。次いでバスでバースへ。ここでローマ帝国が占領した時、建設のバース浴場へ。大型温泉プールの様な地下から地上にかけて、給排水道が完備していた。鉛板で給排水溝を作成していた。埋蔵美術品も展示されていた。



周辺では大道芸人がパーフォーマンスを行なっていたが、上手だった。



湖水地方へ移動。Motor way(高速道)を移動したが、緑に覆われ、羊、牛、馬が放牧され、自然豊かな国に思えた。
夕方遅くホテルに到着し、美しい落陽を見た。



早朝、ホテルの周辺を歩くと、リスが目の前を走り、ホテルはソーラーパネルを屋根に張り、節電に努めていた。



小型蒸気機関車に乗り、ヴィンダミア湖へ20分ほど走行を楽しんだ。



老夫婦が老犬を列車に乗せようと奮闘していた。犬は家族並みだ。



偶々子供たちの遠足に遭遇した。日本と似ている。





対岸に近ずくと色々な船が見えてきた。







着岸後、庭園を見物したが、緑豊かだった。青紅葉もあり、花を育てる英国の熱意を感じた。







翌日、リバプールへ向かい、あまり関心は無かったが、ビートルズストーリーで色々なシーン、楽器等を見た。



大聖堂はいくつか見たが、ここの内部のステンドグラスは変わっていた。



次のチェスターでは、小さな街中を散歩し、City Wallという万里の長城の小型版があった。





チェスター市庁舎前の工事遮断幕は面白いと思った。



途中でバスのリアタイヤがバーストし、その際、エアサスペンション用空気バックも破れ、車体が傾き、走行不能となった。
換え車到着まで数時間待機したが、この国では喫茶店等は午後5時又は6時で閉店する決まり。やむなく、バスで待った。
夜遅く(21時頃)コベントリーのホテル着、レストランは閉まり、ホテルがサンドウィッチなどを用意してくれていた。
翌朝、ホテル前で参加者全員(8名)で記念写真を撮った。昨日のバス事故で、皆さん親密度が増した様。
コッツウォルズ地方へ。こじんまりとしたローカル色豊かな邨の様な印象を受けた。



車が橋にかかり、違和感を覚えていると、突然鳥が羽ばたきを始め、やや騒然とした雰囲気となった。




車の多い表道を乗馬者が悠然と歩む雰囲気は面白く、後ろに見えるModel Railway Exhbition 内では鉄道模型を走らせて居た。




石レンガ造りの家々が並び、地震の無い国ならではの光景かと思った。
午後からブレナム宮殿を訪ねたが、ウインストンチャーチル元首相の実家を宮殿と化した場所。広さ、宮殿内部の豪華さには驚いた。



前庭に飛行機を停めて有料で写真を撮らせて居たようだ。
室内は豪華でいろいろな肖像画、工芸品、食卓が所狭しと並んでいた。



バラ園があると聞いて、探したが、イマイチだった。



門扉も豪勢だ。



翌日、コベントリーを出て、バスでストラットフォードアボンエイボンへ。
シェークスピアの生家、シェークスピアの館でパノラマ映像を見た。その後、周辺の街中を歩いた。


朝の一服中の老女はさまになっていた。
街の本屋さんが広告を店の周りに立て回していた。




ロンドンへ入り、中型バスに乗り換え、大英博物館、バッキンガム宮殿へ入場。




内部は世界一級品が並び、東京上野で見た大英博物館展ではレプリカのロゼッタストーンもレプリカと本物があった。
ロンドン1泊後、翌日は午前中自由行動。テームズ河沿いを歩いた。




朝は日本と同じく、出勤者が急ぎ足で歩いていた。




タワーブリッジが見えて来た。橋を渡り、宿付近へ引き返した。






街中を歩き、トイレを探したが、なかなか見つからず、地元の人に聞くと教えてくれた。そこはスチールドアがあり、ちょっと見には判らない。コインを入れるとドアが開き、中に入ると、広いスペースがあり、ドアが閉まり、用を達して出ようとするとボタンが判りにくい。次に友人が入ろうとすると、暫く清掃中で入れなかった。
面白い制度だと思った。



午後から、ウインザー城を訪ねた。







英国は緑あふれて良い国だと思うが、山が少なく、やや単調な風景が続き、バスで国内を移動するコースは再検討の要あり。
食事の味付けがイマイチ合わず、最後の昼食は宿付近の回転すし屋へ入り、日本ビール、味噌汁、握り、巻き寿司等を食べた。ほぼ日本の回転すしに似ていたが、ロボットが握るシャリが駄目だった。

飛行機が富士山の見える地点に達するとほっとした。


















五月晴れ

2015-05-05 22:20:53 | Weblog
4月は天候不順で良い桜に出会えず、5月のゴールデンウイ-クに入り、五月晴れが続き、5月4日近くの公園へ出掛けました。

         

         


青空に白い雲、緑の林、鳥も見え、清清しい空気。

         

丁度茶亭でお手前があり、在釜の赤い傘が緑に溶け込んでいました。

又赤い紅葉があり、緑と交じり合っていました。

         

ツツジと緑のコラボレーション、若葉と紅葉のコラボレーション。

        

        

少し前までチュウリップが満開であったが、今は枯れて、主役交代が始まっていました。

        

        

小さな池では睡蓮がポツポツと咲いて居ました。

        

        

広場には小ぶりな鯉のぼりが泳いでいました。

        

試験水田では自動田植え機があっと言う間に苗を植えつけて居ました。

        

一面の緑の草原の中にも次の主役、ポピーが咲き始めていました。これからは日々、草木が変わってきますので、目が離せません。

       

       






春の足音

2015-03-18 21:59:33 | Weblog
                    


今年の春の兆しを求めて例の公園へ行きました。
梅が咲いて、名物のチュウリップの苗木も育っていました。

           

数本のしだれ梅を見ました。

           

あちこちに白梅、紅梅、黄梅があり、状態の良さそうな花を集めた。


           

           

           
           

       
           

その後、例によって、小さな池を訪ねた。

           

2羽の鴨がゆったりと泳いでいた。カップルか?又枯れ蓮の残りがあった。
           
           


チュウリップの苗木の状態は順調に育っているようだ。円形と四角の組み合わせの見事な歌壇になりそうだ。

           

最近のデジカメはいろんな事が出来るようで、試しに乱雑配列を行った。絵柄を選ぶとカメラが自動的に配列を決めた          
           
           



           




運河歩き

2015-03-15 21:42:52 | Weblog
今年初めて、品川キャノンギャラリーへ行く。
広川泰士氏の写真展「BABEL」を見た。災害跡、再開発現場、建設現場など生物の姿が殆ど無い風景。大型カメラの威力をまざまざと見せ付けた展示だ。
その後、いつものように高瀬運河を経て、JR田町駅まで歩く。
かもめ(?)の大群を見つけた。

      


そこへ屋形船が突進して来て、彼等を追い散らすが、直ぐ戻る。
      


      

語らいも始まった。

      

しばらく行くと、又大集団が手すりに並んで歓迎してくれた。

      

別の運河に入ると又屋形舟が通り過ぎた。

      

其の先には橋があり、更に行くと工事用船溜まりがあった。日の出橋には高架橋が重なり、首都を支えているように見える。

      

      

      

最後に一羽で遊ぶ鴨を見つけた。

      




冬の華

2015-03-13 15:46:01 | Weblog
2014年12月~15年1月にかけて近所の畑で早朝に霜を見つけ、何度か見に行った。其の都度、少しづつ変わった姿が見えた。


光が無いと、ややくすんだ色合いとなった。


霜柱を撮りたかったが、透明な氷柱は光が不足でうまく表現出来なかった。


シンプルな形状の葉に乗った氷粒を見つけた。

光が入ると色合いが鮮やかになり、普通の色彩に近づいた。


緑が強いと、氷粒の白が目立った。


光の少ない状態で緑の葉の上に載る氷粒は明瞭になった。

来年はもっと明瞭な氷粒の集合体、独自形態を見たい。




おたぎ念仏寺

2015-03-02 21:11:03 | Weblog


2月23日、小雨の中、京都市右京区のおたぎ念仏寺、あだしの念仏寺、奥嵯峨を歩き、嵯峨嵐山から京都駅を廻り、帰宅した。



何度も来ているが、門の右手に逆さ地蔵がある事を初めて知りました。
色々な形の石地蔵像があり、顔なじみもあるが、まだ知らないお顔もある。雨の日、晴れの日でお顔が変わるようだ。









小さな滝の様な流れもある。この日は雨後のせいで、水量が多かった。



雨の中、枯葉も色合いが良くなる。

その後、茅葺の鮎料理屋の前を過ぎたが、今は屋根工事中だった。隣の料理屋の屋根から煙が棚引いていた。





更に歩いて、水子供養で有名な、あだしの念仏寺を尋ねた。おくの竹林が雨に濡れて良い雰囲気だった。



京都駅では何時も、屋内撮影をするが、今回も上から俯瞰した絵柄が珍しかった。








冬の京都

2015-02-18 21:09:34 | Weblog
知人の法事があり、その前後、京都市内を歩いた。

2月6日:京都駅の観光案内所で資料を漁り、東福寺内の勝林寺の毘沙門天三尊像他を拝見したが、写真撮影は禁止だった。
その後、同じ東福寺内の龍吟庵で3つの石庭を拝見した。



「無の庭」と呼ばれ、一面の小石を敷き詰めた庭だった。日が差し込み独特の雰囲気を醸していた。



「龍の庭」と呼ばれる庭で、多数の石が並び、海中から龍が昇天する姿を表わすと言われている。広い空間を占めて居るが、重なりが多く、全く重ならない情景が見えなかった。



「不離の庭」と呼ばれ、赤砂が敷き詰められ、以前の2つの庭とは趣が異なる。庵を出て、庵への道を引き返すと、堰月橋を渡った。



秋には観光客でごった返す通天橋には人影は無く、堰月橋の方が人影があった。受付の方には秋もよろしいが、初夏の若葉も美しいですよと言われた。

2月8日:小雨の降る中を、東山五条から五条坂を上り、途中、安祥院という小さなお寺に立ち寄り、雨に濡れた木々の中に赤い葉が綺麗だった。



その後、産寧坂、二年坂、ねねの道、石塀小路を経て祇園バス亭へ出た。



色々なお店があり、店内で何を商っているのか尋ねると色々教えてくれたり、買わされたりと面白かった。



茶室、暖簾、茅葺屋根等やや古風な建造物がある。



その後、イノダでコーヒを頂いたが、濃い目で美味い。
更に、歩むと板塀の小路が現れた。人が来るのを待ったが、現れず。



その後、進むに連れて、人が次々と現れた。



遠くへ歩き去る人。



向こうから、石塀小路の入り口から此方へ来る人が見える。



石畳が雨に濡れ、周りの石壁、木製塀が続く中を細い道がくねる風情が好きだ。

吹矢地区他撮影旅

2015-02-02 16:58:07 | Weblog
岡山県の山中にある吹矢地区を訪ねた。江戸時代から昭和初期にかけて、ベンガラ(Fe2O3)を産出し、栄えたが、化学物質にとって替わられ、今は衰退している。

しかし、今見ても豪壮な建造物でお城のようなたたずまいを見せていた。
特別な鬼瓦があり、見事だ。


現在の街中を歩くと、人陰は少なく静かだ。其の中で、ベンガラで染めた暖簾、紙が販売されていた。
消防車の小屋もベンガラで塗装されていた。
もう一軒の大きな西江邸は天領大庄屋を務めた名残が残り、子孫の方が、説明して下さった。
郷倉と呼ばれる非常時の貯蔵庫だった倉の中には今も、立派な竜吐水(手押しポンプ)が残されていた。
翌日、倉敷市を早朝に訪れ、観光客の少ない中で、白壁、倉、水辺を歩いた。
女性の一人歩きも散見された。又、ガラス細工のお店があり、展示品を撮影させて貰った。

元紡績会社を利用したホテル、売店があり、蔦(アイビー)が名物らしい。

10時頃には観光客がガイドさんに引率されて多勢来られた。その後、鞆の浦へ廻ったが、寂れて、シャッター街を見た。其の夜はうさぎと毒ガス研究で有名な、大久野島で泊まった。雨が降り、ウサギとは遊べなかった。ここは国民休暇村で、今は静かで料理も美味い。
翌日、尾道へ出て、千光寺へロープウエイで登り、小雨の中、文学の道をゆっくり下った。
以前訪れた喫茶店でお茶を飲む予定が、店が閉じられていた。

翌日、錦帯橋へ出た。雨が上り、橋は乾いてやや風情に欠けたが、二人連れを入れて、太陽を写して1枚撮った。

最後に広島の厳島神社を見に行ったが、干潮でイマイチの風情だった。しかし、吹矢、倉敷市内商店街、鞆の浦に比べると賑やかだった。


広島では牡蠣、お好み焼きを楽しむ予定だったが、時間的に無理があり、パスした。
気温は関東並みだったが、風が無く、寒さは感じなかった。