昨年10月、包括支援センターからの
相談に始まった多頭飼い崩壊の猫たちの救援には
ブログやSNSをご覧頂いた大勢の方々から
物心両面の支援を頂き、本当にありがとうございました。
お陰で、11頭全員をケージで保護し
ボランティアさんや親族の頑張りで
全員の避妊去勢手術、ワクチン行いました。
譲渡会が再開された3月14日以降
ようやく譲渡会デビュー。
人懐こく慣れの良さそうな子から
順次里親探しを始めています。
既に2頭が譲渡に漕ぎ着け
1頭のトライアルが決まりました。
今回、これからの長い夏を前に
ケージ生活ではあまりにも可哀想なので
残りの子達全員が揃っての
ミニ譲渡会を開催することとなりました。
あの目も背けたくなる様な
大変不衛生なケージの中に入れられ
トイレも無い
ご飯も定期的にもらえない
そんな危機的状況にあった ボロボロだった子達が
綺麗になりとても可愛くなりました。
最初は威嚇ばかりしていたコも
今ではどのコもご飯の時には甘えて
体を擦り寄せて来るようになりました。
ただ慣れてきても、多頭飼いの子には
時としてその環境で身に付いた
人間に対する無関心
甘えたくても甘え方がわからない
戸惑いが見られることがあります。
餓死した子と一緒のケージに居た子は
今食べないと次がない!といった
食べ方が収まらないコもいます。
トイレの無いケージに居た子は
トイレで排泄する習慣が
また確立していないかと思われる面もあります。
ただ、どのコも甘えたい
構って欲しいという気持ちを
いっぱい抱えたコであることをご理解頂き
気長に触れ合ってくださればと思います。
一人一人性格も違いますので
会場にお越し頂きました折りには
お伝えさせてください。
4月4日の譲渡会
どうかたくさんのご来場、心より
お待ちしています。