ねこネットあま

冬の外猫さん用のハウス

5年も前(2018年)のこの記事が

毎冬になるとアクセル数がブログ内1位になり

とても読まれている事がわかるので

今回少し改良して載せ直します。

▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

本格的な冬です。

外で生活しているネコさんにとって一番過酷な季節です。

多くの皆様から、そんな外猫さん用に

「使い捨てカイロ」「毛布」「ひざ掛け」

「発砲スチロールの箱」のご寄付ありがとうございます。






メンバー、預かりさん、個人でTNRされている方

一般のエサやりさん・・・

場所や頭数、環境によって、皆さん色々工夫されています。

参考になればと思い色々な外猫用ハウスの写真を

アップさせて頂きます。

 

 こちらはアパートの1階のベランダです。↓

シェルターの下に地面からの冷えを和らげる様に

スノコがひいてあり

入り口はクッション材で保護。

冷たい風が吹き込まないように入口に暖簾?を

オプションで付けてあります。

入り口の暖簾は慣れるまでは垂らす長さを短くし

段々長くしていきました。

蓋の部分には 断熱材も一枚乗せてあります。

どの 猫ハウスも保温性がよいように

全体に断熱材を貼り新聞紙を敷いて

段ボール(なるべく箱の形のまま)を入れます。

段ボールがあると保温性が増すだけでなく

猫ハウス自体の強度が増します。

ジャストサイズを探すのが大変でしたが

スーパーのレジ横に置いてある段ボールをあさりました(笑)

猫だけの体温でも暖まるマットを敷き、薄手の毛布も入れました。

毛布は 分厚いものより 薄手の方が猫の身体に馴染みます。

(ダイソーの150円200円のモフモフのひざ掛けが軽く温かでお勧め)

 

(カイロは24時間保温の桐灰カイロがお勧め)

 

猫が触れる部分が温かくなるこのマットもお勧め。

カイロが直接猫の体に当たらないように

上から「薄手」の毛布を乗せています。(低温やけど注意)


設置場所も 風向きも考え、なるべく北風が吹き込まないように。

ハウスの入り口を作る(切る)時も、風が入りにくい位置に穴を空けます。

あと屋根の無い場所に設置する場合は

地面に直接置くと、雨の水が中に入りやすくなり

雪が積もると穴が塞がります。

その点も考慮して下さい。

 

出入り口の穴をあける位置は

設置場所に応じて臨機応変に。

穴が大き過ぎると寒し

小さいと猫が入らないし

ちょうど良いサイズがなかなか難しいです。

最初は猫にこのハウスに興味を持ってもらえるように

中に「またたびの粉」を撒きました。

 
生協の宅配の発泡スチロールの空箱を2個もらい
それを2個つなげて、出入口を作り
上から大きなスーパーの袋で覆いました。
      ↓


 

ネコ同志、仲が良い場所は

シェルターの入口を、向き合って置いています。

1つのシェルターに2頭入る場合もありますが

ほとんどは1頭ずつしか入りません。

なので小さめのハウスを複数置いた方が

あぶれる子がいなくていいかと思います。

 

あと自宅の敷地内にこんな

手作りハウスを作られている方もいます。

この中にいつも親子3頭が同居。

マンション仕様ですね。

ただ晴れた日は側面が透明なので

日差しのおかげで室内も暖かくなりそうですが

夜は冷えがモロに感じそうなので

対策が必要かと。



ハウスの中には2枚の保温電気マットを入れてあります。

保温座布団があると無いのとでは

体感温度が大違いです!


 

外に電源が無い場所なので

USBの暖房座布団を購入し

マキタの充電器で電源を確保。



コンセントが無い屋外で電気を取りたい時

この方法がありますね。

毎日カイロを交換する手間が不要です。

 

こちらもご自宅に作られた素晴らしい猫ハウス。

ここまで重装備だと外でも温かそうです。



















 




りんごの入っていた発泡スチロール2段重ねに

入口を追加で繋いでいます。

風で飛ばされないように

屋根に重しを。

これもグッドアイデアですね!



 

自宅の屋根付き車庫に

段ボールを置いて

ネコハウスにしている方から。

室内から延長コードで電気を確保し

電気アンカ(電気座布団)を24時間入れています。

 

段ボールは2重にし、四面を発泡スチロールで囲っています。

夜は猫が中にいる事を確認したら

この出入口を、布で覆います。

中はとても暖かいです。

24時間点けっぱなしだと火災を気にされる方が

みえるかもしれませんが

過去5年間、ずっとこのスタイルです。

いくら屋根付きの車庫でも

やはり真冬は夜は極寒だし、昼間も寒い。

この電子座布団があると無いのとでは

大違いです!

電気代も決して高くないです。

びっくりするほど安いです。





ここは、広大な敷地の一角に

大きなネコハウスを作った方。

中はこのようにハウスを重ね、外からは大きく廃材で囲ってあります。

この方も、避妊去勢をしなかったために

どんどん猫が増え、困って相談されてきました。

その後、♀も♂も全頭避妊したために

もうそれ以降、2度と子猫は生まれていません。











1頭だけの場合や

大掛かりなハウスは作れない方は

ドーム型の猫トイレを

ネコハウス代わりにしている方もいます。

ドーム型の猫トイレの中に、かまくらタイプのハウスを押し込み

上から、大きな段ボールでスッポリ囲うと

保温にもなり、外から見ても、目立ちにくい。

場所もあまり取りません。

発泡スチロールで囲めばなお良いですね。

 

雨が掛かる場所に置く時は

段ボールハウスをビニールで覆う方も。

みなさん、いろいろ努力されていますね。



他にもいろいろ・・・

 







 

このブログを見て下さってる方の中にも

ご自宅の敷地内で野良さんに

ご飯だけあげている方がいらっしゃるかもしれません。

ぜひ避妊去勢をして

冬の間だけでいいので、寒さをしのげる

ネコハウスをお庭に置いてあげて下さい。<m(__)m>

 

毛布1枚あるだけで、暖が取れます。

囲われている場所があるだけで、風をしのげます。

お金を掛けなくてもスーパーの方にお願いすると

発泡スチロールの箱をいただけます。

 

私は暖かい家の中で、ぬくぬく過ごしている飼い猫を見るたびに

寒い屋外で過ごしている外猫達は

どんなに辛いか・・・胸が痛くなります。

どうか外猫さんに、ネコハウスを!!!

 

こんな子がまだまだたくさんいます。

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